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雇用統計の過去の値動きを徹底検証!初心者がFXトレードに活用する方法とは?


米国雇用統計は、アメリカ経済のみならず世界経済全体へ影響を及ぼし得る重要な指標となっています。統計発表時は為替の値動きが大きくなることもあって、、このタイミングでのエントリーを狙う投資家も少なくありません。

雇用統計を使ったトレードをするにあたって、過去のデータは欠かせないものです。ここからこれまでの傾向を洗い出し、今後の方向性を導き出すことは非常に有用な対策と言えるでしょう。

この記事では雇用統計とそれに関連した為替の過去の値動きを調査して、それに基づいたトレードに役立つデータをご紹介していきます。雇用統計を絡めたトレードに力を入れている人や、これからチャレンジしてみたい人は参考にしてみてください。

 

関連記事雇用統計発表時のFX相場にはOCO注文が欠かせない!その理由を徹底検証

 

雇用統計の値動きの特徴

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雇用統計の発表時はとにかく荒い値動きをするのが特徴です。取り分け、予想値と発表の値に乖離があった場合にその傾向は顕著に出ます。

値動きの方向性は、雇用統計が改善内容であればドルが買われドル高に、雇用統計が悪化内容であればドルが売られドル安傾向になります。

発表前後でも値動きに特徴がありますので、詳しくご紹介します。

 

発表前の動き

発表30分前くらいから、予想値に基づいた買い注文売り注文が集まり相場が小刻みに動き出します。予想値がインパクトの強い内容であれば大きな変動を見せることもありますが、基本的には小さな値動きにとどまることが多く、発表前の小競り合い程度の印象を受けます。

 

発表直後の動き

発表直後は非常に大きな値動きを見せます。どちらに動くかは予想がつかず、大きな上昇下降を繰り返す乱高下の流れになることが大半のケースです。

初動では統計発表直前のレジスポラインを目指してストップ狩りに向かうことが多く、その後だましを経て反転することが多いと言えるでしょう。

予想値との乖離が大きい場合は乱高下も大きくなる傾向があり、事前にプランを練ってエントリーする必要があります。

 

相場が落ち着いてからの動き

乱高下を一通り終えて、相場が落ち着きを取り戻した後は雇用統計の発表通りに値動きが進むことが多いです。発表前のトレンド反転やレンジブレイクのきっかけになることも多くその後の大きなトレンド形成につながることも多々あります。

ただし、発表内容が平凡であればあまり為替に反映されることはあまりなく、この場合は発表前のトレンドを踏襲するような値動きになることが多いと言えるでしょう。

 

非農業部門雇用者数の過去6か月分のデータ

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ここからは実際の雇用統計で発表されたデータをご紹介していきます。まずは非農業部門雇用者数の直近6か月分のデータです。

 

2016年5月 2016年6月 2016年7月 2016年8月 2016年9月 2016年10月
予想値 +20.2万人 +16.4万人 +17.5万人 +18.0万人 +18.0万人 +17.5万人
発表値 +16.0万人 +3.8万人 +28.7万人 +25.5万人 +15.1万人 +15.6万人
乖離 -4.2万人 -12.6万人 +11.2万人 +7.5万人 -2.9万人 -1.9万人

 

わずか6か月分のデータですが、基本的に乖離が大きいことがお分かりいただけるでしょう。特に2016年6月については、16万4千人の予想に対して実際の発表は3万6千人です。

乖離の大きさもさることながら、予想の質の悪さも顕著に出ています。もちろん、この月の為替はドル安一辺倒になり、3時間足らずで2円以上の円高となりました。

非農業部門雇用者数の予想は、そもそも当たらないものと言われていますので予想に沿ったトレードはしないことです。発表の値との乖離がどれくらいかが為替に重要な影響をもたらしますので、ここを注視してトレードをすることが大切だと言えるでしょう。

 

失業率の過去6か月分のデータ

続いて、失業率の過去6か月分のデータをご紹介します。

 

2016年5月 2016年6月 2016年7月 2016年8月 2016年9月 2016年10月
予想値 5.00% 4.90% 4.80% 4.80% 4.80% 4.90%
発表値 5.00% 4.70% 4.90% 4.90% 4.90% 5.00%
乖離 0% -0.20% 0.10% 0.10% 0.10% 0.10%

 

こちらは数字の大きな乖離はほとんど見られず、大方予想の範囲内に留まっています。雇用統計の失業率も為替に影響はあるのですが、ある程度大きなパーセンテージでなければ顕著な影響はないと言えるでしょう。

失業率が5%前後であれば為替に直接の影響はなく、非農業部門雇用者数のデータが影響することになります。さすがに、2桁のパーセンテージになれば市場に動揺が広がりドル売りが加速するでしょうが、近年のアメリカの経済状態を見る限りはまず大丈夫でしょう。

この数字が為替に影響を及ぼすレベルになる時は、世界経済全体が減退しているときと考えておけば良いでしょう。

 

雇用統計発表時の過去6か月分の値動き

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最後に雇用統計発表が為替にどのような影響を及ぼしたのか、米ドル/円の直近6か月分のデータをご紹介しつつ解説していきます。

※最大変動幅は雇用統計発表直後10分間の最安値と最高値の差分を表しています。

 

2016年5月 2016年6月 2016年7月 2016年8月 2016年9月 2016年10月
発表直前 106.787円 108.852円 100.272円 101.540円 103.3870円 103.7760円
10分後 106.583円 107.901円 100.881円 101.498円 103.0550円 103.5790円
最大変動幅 0.75円 1.1円 0.95円 0.45円 0.6円 0.52円

 

比較的穏やかな値動きを見せる米ドル/円が、わずか10分間の間に大きな値動きをしていることが見て取れるかと思います。

非農業部門雇用者数の統計発表に乖離がさほどない場合でも0.5円前後の値幅、乖離が大きい2016年6月と7月は非常に荒い値動きになり1円前後の変動幅となったのです。

全体的な値動きの傾向としては、発表直後に上昇下降を激しく繰り返し、荒い値動きが落ち着いた後は雇用統計発表の結果に従った方向感で推移していきます。

改善傾向の発表であればドルが買われてドル高基調に、悪化傾向の発表であればドルが売られてドル安基調の相場となります。

明らかにおかしな予想で数値に乖離があった2016年6月は、ドル安の流れを常時変えずそのままダウントレンドを形成していくことになりました。

この日の為替相場は、発表直前に長いレンジを形成していたこともあって、雇用統計発表をきっかけとして一気にレンジブレイクからダウントレンドへ移行した代表例と言えるでしょう。

このように雇用統計発表前の相場状況や発表時の数値の乖離など、重要な要素を組み合わせて情報を精査していけば一定の法則が見つかりますので、是非トレードに活かしていきましょう。

 

まとめ

ここまで、雇用統計とそれに関連した為替の過去の値動きや、相場の形成過程などについてご紹介してきました。

雇用統計発表前後には様々な特徴となる値動きがあることや、雇用統計の予想が意外にいい加減なものが多いことなどもお分かりいただけたかと思います。そして、その予想と発表の値に乖離がある場合に顕著に相場の乱高下が見られることもデータを通してご理解いただけたことでしょう。

雇用統計発表のタイミングでトレードに参入する投資家は多くいますが、しっかりデータを分析して挑まなければ荒い値動きに飲み込まれて損失を負うだけになってしまいます。

しっかり、雇用統計発表前のトレンドなどの傾向を見極めてエントリー前の準備を万全なものにしてトレードに挑戦してみてください。


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