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FOMCとFXチャートの関連性とは?政策金利を予想してトレードに活かす!


世界経済をけん引するアメリカ国内において、雇用統計に並ぶ影響力をもった指標があります。それがFOMCの政策金利発表です。

各国の政策金利は国同士の為替の取引において非常に重要なファクターとなっているため、為替市場にも大きな影響を及ぼします。世界経済をリードし続けているアメリカの政策金利が、いかに重要であるかは言うまでもないでしょう。

この記事ではFOMCがどのようなものか、政策金利発表前後の為替市場をどのように予想していけば良いかをご紹介していきます。FOMCをFXトレードに取り入れたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

FOMCとは

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FOMC(正式名称:Federal Open Market Committee)は連邦公開市場委員会のことで、アメリカの金融政策を決定する最高意思決定機関を指します。

年8回、6週間に1度ワシントンにて開催されています。開催期間の最終日に発表される声明は、アメリカ金融政策に関わるものであるという重要性から為替市場に大きなインパクトを与えることが多いです。日本では「金融政策決定会合」がこれに相当します。

また、金融危機などの非常事態が発生した際は臨時で開催されることもあります。

 

FOMCのメンバー

メンバーは、FRBの理事7名とニューヨーク連邦準備銀行の総裁1名から成る計8名の常任委員と、ニューヨーク以外の地区連邦準備銀行総裁4名から成る非常任委員の計12名で構成されています。

 

政策金利発表

FOMC開催最終日に声明文が発表されます。日本時間で4:15(サマータイムは3:15)と深夜のため、朝起きると相場が急変しているのはよくあることです。

米国政策金利の誘導目標や今後の景気の見通し、物価に対するリスク評価など米国経済全体に関わる非常に重要な情報が発表されるため、世界中が注目しているイベントと言えるでしょう。

ファンダメンタルズ分析をしている人は言うまでもなく、テクニカル派の人も注視すべき指標です。声明発表後の時間帯は相場が急激に動くことも珍しくありませんので、寝る前にポジションを手仕舞うなどの対応をしておくのが賢明でしょう。

 

FOMCのスケジュール

FOMCは、6週間ごとの火曜日に1年で8回開かれています。2日間開催の場合は火曜日と水曜日の日程で、声明文は開催終了日に発表されることになっています。声明発表の日時はしっかり把握しておき、何が発表されても対応できるようにしておきましょう。

今後のスケジュールは下記のようになっております。

2016年度

12月13日(火)~14日(水)

 

2017年度

1月31日(火)~2月1日(水)

3月14日(火)~15日(水)

5月2日(火)~3日(水)

6月13日(火)~14日(水)

7月25日(火)~26日(水)

9月19日(火)~20日(水)

10月31日(火)~11月1日(水)

12月12日(火)~13日(水)

 

2018年

1月30日(火)~31日(水)

 

チャートの動き方

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アメリカ経済全体の今後を占うという意味合いもあって、FOMCの政策金利発表には世界中が注視しています。そのため、市場への影響は大きく為替相場にも大きなインパクトを及ぼします。

発表直後は、金利が据え置きでも内容にサプライズがなくても市場は反応する傾向にあります。

画像は2016年7月27日(アメリカ時間)のFOMC声明発表時のチャートです。金利は据え置きでしたが、発表直後の5分間で150pips以上の変動がありました。ドル高になったのは同じ月の雇用統計で非農業部門雇用者数がかなり良かったことを引き継いだものと思われます。

声明の中でも「労働市場が強く経済活動が緩やかに拡大している」と発表され、雇用情勢の判断が上方修正されたことも影響したのでしょう。ただ、今後の利上げを予期させるような声明はなかったことから、その後はドル安の方向に進み市場はややネガティブな受け取り方をしたものと思われます。

チャートの動き方は雇用統計発表時とほぼ同じと考えておけば良いでしょう。発表直後は大きな変動があり、政策金利の引き上げ引き下げやサプライズ的な内容が盛り込まれたときはかなり激しい動きとなり、穏やかな相場の米ドル/円でも2円以上の値動きも珍しくありません。

また、値動きが落ち着いた後は発表内容を反映した相場になりやすいのも類似点と言えるでしょう。

金利が据え置きであっても発表直後は荒い値動きとなるので、経験の薄い人はむやみに飛び込まないことをおすすめします。ある程度相場が落ち着きを取り戻してからエントリーするようにしましょう。

 

FOMCの政策金利予想

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市場に大きな影響を与えるFOMCの政策金利発表ですが、大半の投資家は事前にある程度の予想をしています。判断材料としては、直近数カ月の雇用統計のデータや物価指数、FOMCの過去のデータなどが挙げられます。

それらの情報をもとにして投資家たちは、政策金利が利上げされるのか利下げされるのか、はたまた据え置きなのかを予想するのです。そして、投資家たちの予想に基づいたトレードが政策金利発表前の相場に反映されていくため、事前の流れをつかんでおくのは重要だと言えるでしょう。

 

利上げが予想されるのはどんな時か

政策金利を利上げするのは、基本的に経済が好調な時です。経済が好調であれば、個人消費や企業の設備投資なども積極的に進みお金が動きやすくなります。その反面、物価が上昇しインフレ懸念が起こります。

インフレが進めば人々の生活が苦しくなり、これがエスカレートすると社会不安にもつながることが容易に想像できるでしょう。この過度なインフレを抑制するために利上げを実施するのです。

利上げされると返済額が増えるため、企業は銀行からお金を借りにくくなり設備投資を控えるようになります。結果として、お金の流通量が減りインフレ抑制になるという仕組みです。

まとめるとこのようになります。

【好景気=お金の流通量が多い⇒インフレ懸念⇒利上げでインフレ抑制】

よって、経済が好調だと利上げされる可能性が高いと言えるのです。

 

利下げが予想されるのはどんな時か

逆に利下げをするのは不景気の時です。個人消費も企業の投資も冷え込んでいるときは、企業の利益が減り給料が減り物価が下がり、デフレ懸念が生まれます。そのため、政策金利の利下げをして企業がお金を借りやすくすることで、お金の流通量を増やしてデフレを抑制し景気回復を図ります。

まとめるとこのようになります。

【不景気=お金の流通量が少ない⇒デフレ懸念⇒利下げでデフレ抑制】

不景気の場合は利下げされる傾向が強いことは、念頭に置いておきましょう。

 

今後の政策金利の行方

アメリカはトランプ氏が次期大統領になることで、大規模な財政出動がされるとみられています。法人税の大幅減税や所得税の減税、相続税の撤廃などが予想されており、これらの政策に市場は好感を持って受け止めています。

アメリカ経済が好調な上での大幅減税ですので、アメリカはさらに好景気となりインフレが懸念されることは想像に難くありません。ですので、FOMCが利上げに踏み切るのはほぼ間違いないと言えるでしょう。

利上げされればドルは投資家たちに買われますので、ドル高になり、この傾向はしばらく続くように思われます。

ただし、トランプ氏がどのような政策を打ち出すかは実際に大統領に就任しないと分かりませんので、彼の発言には十分に注意を払う必要があります。

 

まとめ

ここまで、FOMCがどのようなものか、政策金利発表前後の為替市場をどのように予想していけば良いか、ご紹介してきました。

FOMCがアメリカ経済の行方を占う上で非常に重要な役割を果たしていることはご理解いただけたことでしょう。政策金利発表前後の為替市場の動き方が雇用統計発表前後の動き方と似ている点もお分かりいただけたかと思います。

アメリカ経済の現状と今後の展開を見極めておけば、FOMCの発表予測もある程度つきます。政策金利発表前に相場に参加して、利益を取ることも難しくないでしょう。


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