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FXはローソク足の長さだけでもトレードできる?スキャルピングで実践!

チャート分析の主役であるローソク足は、ほとんどすべてのトレーダーに愛用されているツールです。ローソク足の組み合わせやチャートパターンに注目が集まりがちですが、ローソク足の長さも重要な意味を持っています。

意外に見過ごしてしまっている人も多いようですので、この機会にしっかり抑えておきましょう。ローソク足の長さはトレンドを把握する上で、欠かせない要素の一つです。

この記事では、ローソク足の長さがどのような意味を持っているか、これを用いたトレード手法にはどのようなものがあるかをご紹介していきます。

ローソク足によるトレンド分析精度を上げたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ローソク足の実体の長さが意味すること

ローソク足の実体は相場の勢いを表しています。長ければ勢いが強く、短かければ勢いが弱いということになります。

実体が長い陽線

長い陽線は上昇への勢いが強いことを意味し、長いレンジ相場の後や、強い上昇トレンド発生中のペナント・フラッグパターンをブレイクした際などは、かなり長い実体のローソク足が出現することがあり、相場は急上昇を見せます。

ただし、相場の脈絡がなく長い陽線が突然連続して出現することもあります。それは重要指標発表の際やテロや天変地異などのニュース、要人による重要発言などがあったときです。

重要指標や要人発言など前もってスケジュールが分かっているものについては、ポジションを手仕舞っておく方が無難です。

実体が短い陽線

実体が短い陽線は上昇傾向ではあるものの勢いが弱いことを意味します。これはレンジ相場でもトレンド発生中でも様々な場面で現れます。

極端に実体が短い陽線はレンジ相場や相場の転換点で現れることが多いと言えるでしょう。天井圏でこの陽線が出現した場合、上昇トレンドが終焉を迎えつつあり、下降トレンドへの転換サインとなる傾向が高いのです。

これはローソク足の複数の組み合わせなどでより確度の高いシグナルとなります。

実体が長い陰線

逆に長い陰線は売りの勢いが強く、下降への圧力が強いことを意味しています。もみ合いの局面が続いた後や、強い下降トレンド発生中のペナント・フラッグパターンを下抜けた場合などでは、非常に長い実体の陰線となることもあり、相場は急下降の展開となります。

陽線と同じく、こちらもチャートの流れに関係なく長い陰線が連続して現れることがあります。重要指標や重大ニュースがあった場合です。相場の急変に対応できるよう前もって手仕舞いなり、ロスカット値を設定するなりして急場に対応できるようにしておきましょう。

実体が短い陰線

実体が短いは下降傾向ではあるものの売りの勢いが弱いローソク足になります。レンジ相場、下降トレンド相場などどのような場面でも見られます。

相場の転換点では極端に実体が短い陰線が現れることがあります。底値圏でこの陰線が出現すると、下降トレンドの勢いがかなり弱くなっており、上昇トレンドへの転換シグナルとして捉えられることがあります。

陽線と同じく、ローソク足の複数の組み合わせなど一定のパターンが形成されると、確度の高いサインと言えるでしょう。

ローソク足のヒゲの長さが意味すること

ローソク足には上ヒゲと下ヒゲがあり、始値・終値が安値・高値と乖離しているときにできるものです。陽線の場合、上ヒゲは高値が終値と乖離していることを意味し、下ヒゲは始値と安値が乖離していることを意味します。

陰線の場合、上ヒゲは始値と高値が乖離していることを意味し、下ヒゲは終値と安値が乖離していることを意味しています。

上ヒゲが長い陽線

上ヒゲが長い陽線は終値と高値に大きな乖離があり、上昇の勢いはあるものの勢いに陰りが見えていることを意味しています。上昇トレンド発生中に出現するとトレンドの継続が疑われる場面となります。

これが天井圏で現れると上昇トレンドの終わり、ひいては下降トレンド転換の可能性が高まってきます。

また、実体が短く上ヒゲが長いパターンではその傾向がいっそう強くなり、相場の転換に備える必要も出てくるでしょう。

下ヒゲが長い陰線

下ヒゲが長い陰線は終値と安値に大きな乖離があり、下降の勢いはあるものの勢い弱まってきていることを示唆しています。下降トレンド発生中に出現することが多く、トレンドの継続が難しくなっている可能性があります。

これが底値圏で出現した場合、下降トレンドが終焉し、上昇トレンド転換への傾向が強まっていると考えなければなりません。

また、実体が短く下ヒゲが長いパターンでは相場転換への警戒をいっそう強める必要があるでしょう。もちろん、条件が揃えば絶好のエントリーチャンスにもなります。

下ヒゲがない陽線

逆にヒゲがないパターンもあります。下ヒゲがない陽線は始値と安値が同じですので、そのローソク足が形成されたレートから一度も下がっていないことを意味しています。すなわち、上昇への勢いが強いことが読み取れます。

実体が長く下ヒゲがない陽線であればその傾向はさらに強く、買い手の勢いが非常に強いことが分かるでしょう。

上ヒゲがない陰線

下ヒゲがない陽線は始値と高値が同じですので、そのローソク足が形成されたレートから一度も値が上がっていないことを表しています。ですので、下降への勢いが強いことが容易に確認できます。

実体が長く上ヒゲがない陰線であればその流れはいっそう強くなり、売り手側の勢いがかなり強いことが読み取れるでしょう。

ローソク足の長さを利用したトレード手法

ローソク足の実体とヒゲの長さを使ったスキャルピングトレード手法をご紹介します。明確なルールがあるため、初心者でも実践可能です。

ただし、ある程度の相場観を備えていないとトータルで勝っていくことが難しいため、繰り返し練習は必要でしょう。コツを掴めれば実践は容易な手法です。

使用するのはユーロ/米ドルの5分足です。下記4つの条件を満たしたローソク足を見つけたらエントリーします。

※ロングポジションでエントリーする場合

①下降トレンド相場かレンジ相場であること

②ローソク足の上ヒゲが実体よりも短いこと

③ローソク足の下ヒゲが実体よりも長いこと

④ローソク足の実体が2pips以上あること

基本的にはトレンド転換を狙った手法で、上記4つの条件全てを満たしたローソク足が確定した時点でエントリーを仕掛けます。

この場合のロスカットラインは、該当のローソク足の1つ前の安値に設定しておきます。利確ポイントは損切りpipsの倍に設定しておきましょう。リスク&リワードを1:2にしておくのです。

トレンド転換を狙ってはいますが、明らかに強いトレンドが発生している際に仕掛けるのはおすすめできません。その場合は見送るようにしましょう。

このあたりは相場観をある程度養っておく必要がありますが、何度も練習し過去チャートなども検証していくと分かるようになってきます。実践しやすい手法ですので是非試してみてください。

関連記事FX初心者でも実践できるトレンド転換手法!ローソク足トンボ・トウバの使い方

まとめ

ここまで、ローソク足の長さの意味や、これを用いたトレード手法についてご紹介してきました。

ローソク足は買いと売りの勢いを見る上でとても役に立つツールです。組み合わせやチャートパターンを覚えることももちろん大事ですが、ローソク足そのものの情報をしっかり把握しておかないと、パターンを覚えるだけでは形骸化してしまう恐れもあります。

【保存版】FX初心者のためのFXチャート分析の基礎知識」の各記事を参考に、ローソク足に詰まった基本情報をしっかり理解し、堅実なトレードができるように心がけていきましょう。

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