M2JFXの評判と短期投資にオススメ出来ない理由(トラリピやキャンペーン情報あり)
M2JFXはマネースクウェアジャパンが扱う商品です。トラリピで大変有名です。
- トラリピは含み損をかかえてしまうのか?
- トラリピはどういった人が使うべきか?
- トラリピ運用のこつは?
などの疑問にお答えします。
M2JFXのコンサルティングサービス、キャンペーン、スプレッドなどサービス全般についてレビューしていきます。
この記事の目次
トラリピってどう?含み損になってしまう?
トラリピとは?
トラリピとは、トラップリピートイフダンの略語で自動で繰り返し注文を出すシステムをいいます。ある値幅内に一定の間隔で複数の注文を出す、つまり罠をはって獲物を待つようなイメージです。
今ではトラップ系トレードという言葉も定着していますが、M2JFXが先駆者です。
トラリピはこういう人におすすめ
登録時を除いて基本的には自動売買となりますので、レバレッジをきかさないよう注意が必要です。いい意味で「トラリピのこと、忘れていたな」と言えるくらいの資金管理をすることが大切です。
トレードルールの確立がまだできていない初心者や、トレード時間が取れない多忙な人におすすめです。多忙な兼業トレーダーは何時間もトレードに時間を割くことができません。
一日に1~2回程度のチェックをし、ある程度余裕をもって運用していくならトラリピは最適です。
トラリピは含み損になる?
まず含み損になることに苦痛を感じるなら、FXは難しいかもしれません。為替レートがどのように動いていくのか誰にもわからないから罠を複数はっておこうというのがトラリピのコンセプトです。
レンジ内で複数の罠を仕掛けるのでレンジの下で売ったポジションはレンジ内で動いていると含み損となることがあります。含み損にならないほうが少ないと捉えておくべきでしょう。
ストップロスとなっても痛くもかゆくもない位の金額で運用しましょう。当たり前のようですが、これがうまくいく秘訣です。
相場は基本はジグザグ動いていくため、トラリピのポジションがうまく決済されていくケースが多いです。裁量トレードであればレンジはイライラしてしまうものですが、トラリピを動かしているならニヤニヤしてしまうかもしれませんね。
設定範囲内でポジションが決済されれば、再度同じポジションの注文が入ります。レンジ内で動き続ければ続けるほど利益が積み重なっていくのです。FXに熱くなりすぎる人は、一度トラリピを試してみてはいかがでしょうか。
M2JFXの評判は?サービスはどう?
取引手数料とスプレッド
M2JFXではトレードする際にスプレッドに加えて取引手数料が必要になります。1万通貨以上の取引だと片道1000通貨あたり30円、1万通貨未満の取引だと片道1000通貨あたり50円がかかります。
公式ホームページにスプレッドについての記載がなくスプレッドを公表しない方針の可能性もあるため、カスタマーデスクに電話で問い合わせをしてみました。女性の方がとても親切に対応してくださいました。
「スプレッドに関しては固定ではなく変動制になっているためホームページ上に記載はしておりません。ただホームページ上でレートを配信しているため、ASKからBIDを引いていただくとおおよそのスプレッドが算出できますのでご参照ください。」
ということでした。下の図がレート表になります。
取扱い通貨ペアは現在11種類です。スプレッドは上のレート表よりドル円2銭、ユーロ円4銭、ユーロドル4pips、ポンド円8銭、等々となっています。これに先ほどの手数料がかかります。
スキャルピングトレーダーはM2JFXを使うと勝てなくなる可能性がありますのでご注意ください。
カスタマーデスクはFXに関しては平日9時から22時になっているので、疑問がある場合は時間内に問い合わせをしておく必要があります。
10000通貨未満の場合、さきほど書いたとおり1000通貨あたり50円がかかります。本来なら少額トレーダーには嬉しい1000通貨からのトレードではありますが、手数料が割高になります。少額トレーダーは他のFX業者も検討されたほうが良いかもしれません。
年配の方に安心のコンサルティングサービス
現金残高が200万円以上のユーザーに限られますが、申込みをしておけば電話でコンサルティングサービスをうけることができます。
相談できるのは、すでに持っているポジションの診断からマーケットの動向、相談しながら電話で注文することもできます。
基本的にはコンサルティングサービスを申し込んでも、マネースクウェアジャパンからコンタクトがあるわけではなく、自発的に相談の電話を掛けなければいけませんのでご注意ください。
手数料はいくらかかるのかというと、相談ごとではなくポジションをとるごとに手数料が上乗せされます。ドル円だと1万通貨以上の取引で手数料が通常片道1000通貨あたり30円のところ50円になります。
1万通貨未満だと片道1000通貨あたり50円のところ100円になります。このサービスを利用するなら相談しなくては損ですね。
昔は株式は電話や担当者を通して取引していたので、インターネットが苦手な株式経験のある年配のトレーダーには、懐かしさもあり嬉しいサービスでもあります。
キャンペーンとポイント制度
M2JFXにはポイント制度があります。ブロンズランクは売買手数料の3%がポイントとして貯まります。ランクごとにパーセンテージが異なり、最上位のランクでは15%がポイントになります。貯まったポイントは商品に交換することができます。
お友達をM2JFXの紹介をすることでポイントがもらえたり、新規口座開設でプレゼントがもらえることもあります。また、セミナーに参加することでポイントがもらえることも。
セミナーの回数も3~5日に1度くらい開催されており、ユーザーに対する教育には目をみはるものがあります。トラリピの解説だけでもたくさんの動画がありますし、その他の動画も充実しています。
バーチャル(デモ)トレードは?
2016年7月21日をもってバーチャルトレードの取り扱いは終了してしまいました。システムを体感する機会がなくなってしまったのは非常に残念ですね。復活することを期待します。
結論!スキャルやデイトレには向かないが長期投資には◉
スプレッドも広め、それに加えて取引手数料がかかるため、スキャルピングやデイトレードをするなら他のFX業者をおすすめします。
手数料やスプレッドはコストであり、ポジションをとった時点でその分が評価損益マイナスとなります。短期トレーダーはなるべくGMOクリック証券やDMMFXといった低コストのFX業者を使うことが成功の鍵となります。
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長期トレーダーにM2JFXをおすすめする理由は、アラートメールにあります。資金管理が特に重要となる長期トレードのため、維持率は気にしなくてはなりません。
維持率が150%を下回った場合にアラートメールが送信されますので、日頃ほとんどチャートは見ないし口座残高を気にすることもないという方には安心のシステムです。
若い人は不要かもしれませんが、昔に株式取引を経験した年配のトレーダーには嬉しいコンサルティングサービスがあります。年配のトレーダーにはFXという未知の世界が、このサービスによって身近に感じられるでしょう。
会社の代名詞とも言えるトラリピは、裁量トレードで感情的になってしまうトレーダーや忙しい人に最適です。資金管理をしっかり行うことでゆったりとした気持ちで運用でき、利益を積み重ねていくことは難しくありません。
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