マネックスFXプレミアムの評判は?新しい取引ツールもレビューします!
マネックスFXプレミアムはマネックス証券で提供されていた「FXスタンダード」と「FXプレミアム」を2014年9月に統合した新たなサービスです。
2016年10月16日より新たな高機能取引ツール「MonexFX SPEED」がリリースされましたので実際に使った感想を紹介します。外出先でのトレードに欠かせなくなったスマートフォン用アプリのレビューもしますのでご覧ください。
安心で信頼の企業であっても、それに甘んじることなく進化し続けるマネックスFXプレミアム。そのメリットとデメリットについても書いていきますね。
この記事の目次
マネックスFXプレミアムの取引コストは?
スプレッドは?
マネックスFXプレミアムでは通貨ペアによりますが、注文数量に基づいて提供スプレッドが異なっています。
1,000通貨~99,000通貨までと100,000通貨~2,000,000通貨にわけられており、例えばニュージーランド円の場合だと現在それぞれ6.0銭と4.0銭となっています。
ただし主要な通貨ペア(ドル円、ユーロ円、ユーロドル、ポンド円、豪ドル円)は注文数量に基づいての区分けはなく、同じスプレッドを提供しています。
もちろん提示されたスプレッドは原則固定ではあっても各国の重要指標時や相場混乱時はこれより広がって約定される可能性が高いです。これはどのFX業者でも同じとなります。
ドル円であれば現在業界最狭スプレッドは0.27銭になりますが、マネックスFXプレミアムでは0.5銭になっています。スキャルピングを主にトレードする方は、コストの低さを重要視する必要があります。
ですから他の業界最狭スプレッドのFX業者を選ぶほうが勝てる可能性が高まります。
一日に数回程度のデイトレードや中長期のトレードをするなら、コストの低さよりも取引ツールの使いやすさやスワップポイント、また業者の安全性などを重視するほうが良いでしょう。
スワップ
マネックスFXプレミアムのスワップポイントは低くはありませんが、一番高いということもありません。スワップポイントは日によって変動しますので、日跨ぎでトレードするなら複数口座をもっておいて、より有利な口座でトレードすることをおすすめします。
たとえばスワップを支払う場合はスワップポイントの安い業者でポジションをもつようにする、スワップをもらう場合はスワップポイントの高い業者でポジションをもつようにするなど工夫次第で利益を増やせる可能性が高まります。
マネックスFXプレミアムの特徴は?
取扱い通貨ペアは13種類で、1,000通貨より取引ができます。1回あたりの発注上限は2,000,000通貨で、最大保有建玉は50,000,000通貨となっています。大口トレーダーでも安心してトレードできる数量です。
対象金融機関は少ないですがクイック入金にも対応していますので手数料なしで振込することが可能です(クイック入金ではない振込の場合は手数料がかかります)。また出金も外貨を除いて月5回までは手数料無料でできます。
マネックスFXプレミアムには海外旅行などで外貨を現金で必要とされる方には嬉しいサービスがあります。自宅で外貨の両替ができるコンバージョンというサービスです。
銀行などで両替するよりも低コストで、わざわざ銀行などへ出向かなくても両替ができます。仲値を基準に両替することなく、リアルタイムにレートが変動している中、チャンスを狙って両替することができます。
出金まで最短4日かかることと、出金に手数料が2,000円かかること、日本国内の外貨預金口座が必要になることがデメリットですが両替手数料の安さや利便性は大きなメリットと言えます。
公式サイトマネックスFXの公式サイトはこちら
マネックスFXプレミアムの取引ツール
新たにリリースされた高機能なPC版
PC版が新たに「MonexFX Joo」から「MonexFX SPEED」へ高機能なツールとして生まれ変わりました。インストール版ではなくブラウザ版になっていてWin/Macともに対応しています。では使いごこちなどレビューしていきますね。
テクニカルは21種類から選ぶことができます。ピボットが入っているのは嬉しいですね。スパンモデルとスーパーボリンジャーも入っています。
(上の画像はフィボナッチの見やすさのためにテクニカルは単純移動平均線とピボットポイントのみ表示中です)
各描画ツールも使いやすくてよいですよ。フィボナッチリトレースメントは、他のチャートソフトだと各数値ごとの価格がデフォルトでは出ないものもありますが、「MonexFX SPEED」はフィボナッチの価格も自動で出るため大変便利です。トレンドラインも引きやすいです。
画面レイアウトはチャートを含めて保存できます。使いやすいようカスタマイズして保存しておくと便利です。
「MonexFX SPEED」を使ってみた感想は、特にPCが重くなるということも感じませんでしたし、この画面だけでトレードに必要な情報も揃っていて注文のしやすさも全く問題ありません。わたし個人的にはずっと使いたいと思いました。
スマホアプリを実際使ったレビュー!
わたし個人的な意見で申し訳ありませんが、マネックスFXプレミアムのスマホアプリの許せないところはここなのです。
「15分足がない!」
非常に多くのデイトレーダーが15分足をメインにトレードしているはずなのですが…。この時点で高評価をつけることができません。個人的なことで申し訳ありません。
4分割チャートを見ることができます。4通貨ペアの監視がスマホでできるなんて、これはとてもありがたい機能なのです。ただ…しつこいですが、15分足があれば最高なのにと次回改善されますことを願っております。
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マネックスFXプレミアムのメリットとデメリット
マネックスFXプレミアムのメリット5点
比較的低コストで取引できることと、最新の高機能ツールでトレードできることはメリットです。スマホアプリでもトレードできるのは忙しい方にとって本当に助かりますね。
キャンペーンの開催も頻繁にあり、現在であれば期間中の取引数量に応じてネットマイルギフトかJTB旅行券がもらえます。内容は変更されてもキャンペーンが行われていることが多いです。実質コスト減にもつながるためキャンペーンは積極的に参加したほうがよいですね。
マーケット情報や著名なFXトレーダーのレポートを読むことができます。会員でなくてもレポートのバックナンバーは読むことができますが最新版は会員限定です。売買の判断に使用するのではなく、あくまで参考程度にするほうがよいでしょう。
マーケット速報やオーダー状況などを無料でメール送信してもらえるサービスがあります。頻繁にメールがきて煩わしさを感じる方はパソコンのメールアドレスへ送信してもらい、見たいときに見るといった方法もあります。
投資や投機にはリスクはつきものです。中でも業者リスクがありますが、マネックスFXプレミアムではユーザーの資金とマネックス証券の固有資産とは100%区別して信託管理されています。万が一、マネックス証券が破綻してもユーザーの資金は差し押さえなどの対象とはならず返還されるので安心です。
マネックスFXプレミアムのデメリット2点
FXでは特に初心者のうちは困ったことやわからないことが度々起こります。困ったらFX業者に聞けばよいのですが、マネックスFXプレミアムでは平日8時より17時までしか電話サポートがありません。マーケットが開いている間は24時間サポートの体制をとっているFX業者が増えている点からすると、これはデメリットと言わざるを得ません。
クイック入金の金融機関が少ないこともデメリットです。他のFX業者では約380の金融機関に対応しているところもあるため、今後に期待するしかないですね。
まとめ
マネックスFXプレミアムは、比較的コストは低いためスキャルピングトレーダーを除いたデイトレーダーから中長期トレーダーにむいているFX業者です。最大建玉数量が50,000,000通貨であることから大口の中長期トレーダーには特におすすめです。
FXをするつもりがなくても、海外旅行に行くことが多いなど外貨の現金が必要な方はもっておいたほうが良い口座と言えます。
高機能取引ツール「MonexFX SPEED」はとても使いやすくFXトレード歴10年のわたしでも満足度が高いと感じた納得の口座です!
それに対してスマホ用アプリはチャートがとにかく残念としか言えませんが、他のFX業者のアプリのチャートを見ればよいので、さほど問題ではありません。
初回限定で取引ごとにキャッシュバックされるキャンペーンも実施中です。詳しくはこちらからご覧ください。
公式サイトマネックスFXの公式サイトはこちら
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