ライブスターFXのスプレッドやスワップは?iサイクル注文のコツは?
ライブスター証券といえば株式で口座を使っている方も多いでしょう。そのライブスター証券のライブスターFXは、話題の「iサイクル注文」を使えることがメリットです。
iサイクル注文とは何か?またiサイクル注文のようなトラップ系トレードは実際に使ってみてどうなのかというお話とともにみていきましょう。
スワップポイントやスプレッド、取引ツールなどのライブスターFXの特徴も紹介しますね。
この記事の目次
iサイクル注文ってどう?
iサイクル注文とは
マーケットの値動きは一方向に上げ続けたり下げ続けたりすることはほぼありません。小さくても上げたり下げたりというサイクルを繰り返して徐々にトレンド方向へ進みます。
また、相場は7割が横ばいの動き(レンジ)とも言われています。一定のレンジ幅を行ったり来たりすることも多いため、その一定のレンジ幅に一定間隔で注文を仕掛けておいてその注文が利益確定されるとまた同じように注文が繰り返して仕掛けられるというものです。
一定のレンジ幅を行ったり来たりする間、利益確定を繰り返していくので1回1回の利益は小さくても、積み上げられた利益は大きくなります。これがiサイクル注文のしくみです。
最初にレンジ幅などを設定しておくだけであとは暴落暴騰がない限り一日一回程度のチェックで構いません。むしろそのほうが良いです。iサイクル注文は裁量トレードがどうもうまくいかない、熱くなってしまう、忙しいといった方にむいているトレードです。
通常のライブスターFXでは取引手数料はかかりませんが、iサイクル注文では1万通貨あたり往復400円かかります。
わたしが実際にトラップ系トレードを使ってみてどうなのか、正直なレビューをご紹介します。
実際に使ってみてどう?
今月はじめよりトラップ系トレードをポンド円ではじめてポンドの暴落があったにもかかわらず1か月弱、完全にほったらかし状態ですが口座残高1割以上の利益がでています。
資金管理をしっかりと行ったことと、長期的な方向をテクニカル分析したこと、両建てしていたこと、方向性を読んだうえでの売り買い数量バランスを考えたことのがわたしのトラップ系トレードの勝つための戦略になります。
ライブスターFXのiサイクル注文は現在1万通貨より取り扱いとなるので、多めの資金がなければiサイクル注文は厳しいと思います。なぜならトラップ系トレードはさきほども書いたように資金管理が最も重要であるからです。
資金が少ないなら同じiサイクル注文のできる外為オンラインのほうがおすすめです。外為オンラインのiサイクル注文は1000通貨より取り扱いがあります。
ライブスターFXの特徴を徹底解剖します!
ライブスターFXのスプレッド
ライブスターFXは取引手数料無料です(iサイクル注文は手数料がかかります)。スプレッド以外に取引コストはかかりません。
では他のFX業者のスプレッド※と比較してみましょう。 ※2016年10月現在
- 米ドル/円 【ライブスター】0.9銭【A社】0.3銭【B社】0.6銭【C社】2.0銭+手数料
- ユーロ/円 【ライブスター】1.9銭【A社】0.5銭【B社】1.3銭【C社】4.0銭+手数料
- ポンド/円 【ライブスター】3.4銭【A社】1.3銭【B社】1.8銭【C社】8.0銭+手数料
- 豪ドル/円 【ライブスター】3.2銭【A社】0.8銭【B社】1.3銭【C社】5.0銭+手数料
- ユーロ/ドル【ライブスター】1.4p【A社】0.4p【B社】1.0p【C社】4.0p+手数料
ライブスターFXのスプレッドはどの通貨ペアをみても狭いとは言えないものです。スプレッドが狭くないため1日に何回もトレードするような短期トレーダーにはコスト面から厳しいと思います。
スキャルピングなど頻繁にトレードする方はコストがかかって勝てなくなる可能性もあるため、業界最狭水準のスプレッドを提示している他のFX業者を選ぶ方がよいでしょう。
ライブスターFXのスワップ
スワップポイントが高いと言われていたライブスターFXですが、今現在では金利の変動もあったせいか、他のFX業者と比べて悪くはありませんが、高いとも言えません。
スワップ派に人気の通貨ペアで比較してみましょう。ちなみにライブスターFXでは現在トルコリラ/円の取り扱いはありません。
- 豪ドル/円 【ライブスター】33円【A社】50円【B社】36円【C社】25
- NZドル/円 【ライブスター】45円【A社】60円【B社】44円【C社】42円
スワップポイントを考えないのであれば問題ありませんが、スワップポイントを主な目的で長期トレードしたいと考えているのであれば、ヒロセ通商(上記A社)が固定スワップでお得です。
NZドル円であれば1万通貨あたり1日たった15円の差ですが、10万通貨を約3か月保有するとどうなるでしょうか。
差額15円×約30日×10=4,500円
差額だけでも1か月で4,500円となりました。スワップ派は使う業者をよく検討されたほうがよいです。
ライブスターFXの特徴
取り扱いは24通貨ペアになります。最低取引単位は1万通貨、1回あたりの発注上限は500万円となっています。建玉保有上限はありませんので、大口トレーダーにはとてもトレードしやすいです。
fx waveの市況関係のニュースを携帯のメールアドレスへ送信してもらえるという嬉しいサービスがあります。市況ニュースの内容をみてトレードするのは個人的にはしないのですが、大きなニュースがあったときにトレードを控えるといった対処ができるので、これはおすすめのサービスです。
信託保全されているので万が一、ライブスターFXが破綻することになってもユーザーの資金は返還されることになりますのでその点は安心してトレードができます。
ライブスターFXの取引ツールの実際は?
PC版トレードツール
WEB版とインストール版があります。インストール版では取引分析機能を使うことができるのでぜひインストール版のほうをおすすめします。
シンプルを好むならWEB版、高機能なツールを希望ならインストール版になりますが、さきほどの取引分析機能は本当におすすめできますのでどちらか迷ったらインストール版を。
取引分析機能は実際にトレードした履歴から円グラフや棒グラフで分析結果を表示する機能でとても優れています。トレードした通貨ペア、勝率、日ごとの損益結果など。自分で集計するのが嫌な方は、取引ツールに付属している機能なので使用してみてはいかがでしょうか。
スマートフォン用アプリ
チャートでGMMAの使える、外為オンラインやFXブロードネットと同じ仕様のアプリです。使い勝手はとても良いですよ。チャートも見やすいです。
まとめ
建玉上限がないため大口トレーダーにはとても良い口座だと思います。スキャルピングや何度もトレードするようなスタイルのトレーダーにはスプレッドが業界最狭水準とは言えないため他のFX業者を検討されたほうがいいと思います。
かつてはスワップ派に人気があった口座ですが、他のFX業者の健闘によりスワップポイントも業界高水準とは言えなくなっています。
iサイクル注文が使えることはメリットではありますが、最低1万通貨以上の取引になるため、最大で10万通貨以上保有して含み損になっても全然平気というくらいの資金がないと厳しいと思います。
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