【初めてでも安心】ローソク足だけの一番シンプルなスキャルピングの取引法
FXの中で最も難度の高い取引と言われているスキャルピングトレード。超短時間で結果が出ることや、1日で何十回何百回と数多くトレードができることから、根強い人気を集めています。
しかし、最高難度と言われているだけあって敬遠する人も少なくないようです。難しいテクニカル指標を駆使しなければ勝てないイメージもあり、ハードルの高さは否めません。
どうしても難しいイメージがつきまとうスキャルピングですが、ローソク足だけを使ったシンプルな手法も実は存在するのです。これから挑戦してみたい人は、シンプルな手法から入ってみると良いでしょう。
この記事ではスキャルピングトレードについて、主にローソク足を用いた手法をご紹介していきます。シンプルにスキャルピングトレードをしてみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
当サイトの管理人が実際に取引で使用している口座は、新垣結衣さんのCMでおなじみ、GMOクリック証券のFXneoです。PCでもスマホでも使いやすいので、自宅の外でも取引したい方には便利な口座です。
この記事の目次
スキャルピングトレードとは?
スキャルピングトレードは1トレードが数秒~数分で決着がつく超短期売買で、FXの中で最も保有期間の短い売買手法になります。
狙う利幅も最も小さく、数pipsの利益を積み重ねていきます。エントリータイミングの遅れは許されず、高いレベルの反射神経と集中力を要するトレードとなります。
スキャルピングトレードのメリット
スキャルピングトレード最大のメリットは、FXトレードの中で最も資金運用効率が高いことです。トレード回数が多いだけに戦績が良いときの資産の増え方は凄まじく、1日だけでも大きく稼ぐことができます。
1日に何十回何百回とトレードできるため、とにかく多くトレードを楽しみたい人には打ってつけの売買手法と言えるでしょう。
短期的なレンジ相場で利益を積み上げていけるのもメリットの一つです。
また、レンジブレイクで騙しに合っても数pipsの利益を取って逃げることができるのもうれしいところです。
スキャルピングトレードのデメリット
スプレッドの負担が他のトレードと比べてダントツに高いことはデメリットです。取引回数が多いためこれは避けられません。
10分くらいの短い時間でも10連敗する可能性もあり、精神的なダメージが大きいこともデメリットと言えるでしょう。
1トレードあたりの取引枚数が多いため、瞬時の判断ミスで大きな損失を被ることがあります。
スキャルピングで勝つためのポイント
スキャルピングトレードで勝つためには「勝率」「エントリーポイント」「FX業者の約定力」「損切りの決断」の4つが大事になってきます。
どれも勝つためには欠かせないことですので、常に意識してトレードに臨むようにしましょう。
勝つためのポイントは、下記記事の「勝つためのポイント4つ」にて紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
関連記事難度の高いスキャルピングトレードでFX初心者が勝つ方法とは?
おすすめの通貨
スキャルピングは、短時間で薄利を数多く積み上げるスタイルですので、ボラティリティーが大きく且つスプレッド幅の狭い通貨が理想です。
この条件を程よく満たしているのが、ユーロ/ドル、ユーロ/円です。また、値幅が大きく出る時間帯であれば米ドル/円でも良いでしょう。
これらの通貨であれば、スキャルピングでも利益を出していくことができるでしょう。もちろん、FX業者のスプレッド幅と約定力を精査することを前提としています。
FX業者については下記記事でも詳しくご紹介していますので、合わせて参考にされてください。
関連記事FX会社で重視すべきポイントって何?初心者におすすめのFX会社をご紹介
おすすめの手法
ここでは、スキャルピングトレードのおすすめ手法をご紹介します。複雑なテクニカル指標を使わない、ローソク足だけを使ったシンプルな手法をご紹介していきます。
レンジ相場の往復を狙う
1分足や5分足など短い時間足では比較的狙いやすいレンジ相場が多く出現しますので、このような相場を利用してトレードをします。
レンジ相場は一定の値幅で行ったり来たりを繰り返していますので、この法則を利用して利益を得ていきます。
方法は非常にシンプルです。5~15pipsくらいのレンジ相場を見つけ、この値幅の中で売買を繰り返します。最安値付近で買いエントリーして最高値付近で決済、逆に最高値付近で売りエントリーして最安値付近で決済を繰り返すだけです。
損切りポイントはレジサポラインの3~5pipsに設定しておき、レンジブレイクになったら損切りになります。ブレイク前に切り上げるのがベストですが、損失を限定しておけばさほど問題はないでしょう。ブレイクになるまでは、基本的に利益を積み上げることができる手法です。
内容もシンプルで実践しやすいかと思いますので、ぜひ試してみてください。
5分足と1分足のヒゲを使ったエントリー
こちらの手法も非常にシンプルで、ローソク足の5分足と1分足のみを使ったエントリー方法です。ただ、5分足のヒゲと1分足のヒゲを見てエントリーするだけです。
まずは5分足のヒゲが出現するのを待ちます。ヒゲの5分足が確定したら、次の5分足が確定してしまう前に(5分間の間に)1分足のヒゲを見つけに行きます。1分足のヒゲが出たら買いです。
ヒゲは5分足と1分足ともに同じ方向に出た場合がサインです。どちらも下ヒゲが出た場合は買いエントリー、上ひげが出た場合は売りエントリーとなります。
決済は、利確と損切りともに3pipsにして、比率を1:1にしてしまいましょう。かなり薄利のため通貨ペアは米ドル/円のみです。最安のスプレッドでも、1トレードあたり0.27pipsは取られますので、そのあたりも考慮に入れてトレードをする必要があります。
利確と損切3pipsですので、ハイレバレッジでの取引を推奨します。もし、スプレッド幅の狭い海外口座があれば挑戦してみるのも良いかも知れません。海外にはレバレッジ200倍や400倍というものも存在しますので。
もちろん、リスクリワードのバランスを取れることが大前提です。熱くなって損切幅を変更するようなことになるのであれば、ハイレバレッジでのトレードはおすすめできません。
ピンバーを使った手法
これは実体が短くヒゲが非常に長い、ピンバーと呼ばれるローソク足を使った手法です。底値圏、天井圏で出現した場合の逆張り手法としてよく知られています。
さらに、レンジブレイクの騙しで出現した場合はかなり確度の高いサインであり、積極的にエントリーをすることをおすすめします。
ピンバーについては下記記事でも詳しくご紹介していますので、合わせて参考にされてください。
関連記事FX初心者でも即実践可能!ピンバーを使ったローソク足の手法とは?
まとめ
ここまで、スキャルピングトレードについて、主にローソク足を用いた手法をご紹介してきました。
非常に難しいイメージのあるスキャルピングトレードに、これほどシンプルな手法があることをご存知ない人も多かったのではないでしょうか。
もちろん判断力や集中力は求められますが、今回ご紹介したのはパターン化できるものばかりですので、自分のルールをしっかり作って守り通すことができれば十分に対応することができるでしょう。
スキャルピングトレードでは迷いは禁物で、素早い判断が求められます。判断の助けになるのが手法のパターン化なのです。エントリーするパターンを決めてしまえば、判断に迷いがなくなり瞬時に反応することができるようになるでしょう。
今回ご紹介した手法はシンプルなものばかりですので、是非試してみて自分のものにしてみてください。
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