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FXチャートの一目均衡表は難しくない!初心者でも簡単にエントリーできる戦略とは?

トレードの世界には、日本発祥で世界的に知られている指標が幾つか存在します。「一目均衡表」もその一つで、ローソク足とともに世界中で有名なテクニカル指標として人気を集めています。

この指標は、緻密な計算式が多用されている上に見た目も複雑なため初心者トレーダーは避けがちなのですが、意外にも使い方はシンプルで分かりやすいチャートとして有名なのです。

一目均衡表は、使いたいテクニカル指標が定まっていない人にも、より精度の高い指標を求めいてる人にもおすすめできます。

この記事では、一目均衡表の特徴や基本的な使い方、トレードでの活かし方などについて詳しくご紹介していきます。一目均衡表をFXトレードでどのように活用できるか知りたい人は、是非参考にしてみてください。

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FXトレードにおける一目均衡表の特徴

一目均衡表は「東洋の神秘」とまで称されるほど外国人トレーダーの間でも人気が高く、定番指標の一つとして世界中で愛用されています。

相場のバランスが非常に分かりやすくビジュアル化された指標であり、為替レートと時間との関連性が的確に表現されたツールと言えるでしょう。

一目均衡表が他のテクニカル指標と一線を画している最大の特徴は、為替レートの値動きが時間の経過から影響を受けていることを表現している点にあります。

テクニカルチャートの横軸にある時間は、前へ前へと進んでいくだけではありません。時間は過去で発生した値動きの影響下に置かれているのです。ですので、未来の値動きについても現在の値動きが影響を与えるのは必然と言えます。

時間の流れにはある一定の周期性やリズムが存在し、この時間と為替変動がどのように関連性がありチャートに影響を及ぼしているのか、これを描画したのが一目均衡表なのです。

為替レートと時間との相関性を巧みに利用し、その計算値を過去や未来にずらすことで2次元チャートに奥行きを持たせたチャートは、他に類を見ない唯一のテクニカル指標と言っても過言ではありません。

一目均衡表の見方

ここからは、チャートに表示された一目均衡表の見方をご紹介していきましょう。一目均衡表は「基準線」「転換線」「遅行スパン」「雲」の4つの要素から成り立っており、それぞれの役割をご説明します。

①基準線

基準線は画像①の赤線で、長期の移動平均線と同じようなものと考えておけば良いでしょう。計算式は【26日間の最高値 + 26日間の最安値 ÷ 2】となります。

②転換線

転換線は画像②の黄緑線で、こちらは短期の移動平均線と考え方はほぼ同じです。計算式は【9日間の最高値 + 9日間の最安値 ÷ 2】となります。

③遅行スパン

遅行スパンは画像③の紫線で、当日の終値を26日分過去にスライドさせたものです。一目均衡表の作者である一目山人は遅行スパンが最も重要な指標であり、これを基準として相場の大きな転換が発生するとみなされます。

④雲

雲は画像④の橙色と黄色の線で囲われた部分を指しています。黄線は先行スパン1と呼ばれる指標で、【「当日の転換線 + 基準線」 ÷ 2を当日を含めた26日未来へスライドさせたもの】です。

橙線は先行スパン2と呼ばれる指標で、【52日間の最高値 + 52日間の最安値 ÷ 2を当日を含めた26日未来へスライドさせたもの】です。

雲は過去の値動きの中心的領域を示しており、上昇下落を阻む抵抗支持帯としての役割を果たしています。雲はトレーダーたちの過去における平均売買価格帯を示しているとも言われており、一目均衡表はこの「雲」のみを基準としてトレードされることも珍しくありません。

一目均衡表の基本的な戦略

一目均衡表の要素が分かったところで、今度はこれらを組み合わせた動きから基本的なトレード戦略を学んでいきましょう。

転換線と基準線のクロス

基準線を転換線が上抜けると買いサイン、下抜けると売りサインとみてエントリーします。これは基準線を長期移動平均線、転換線を短期移動平均線と同じような役割のため、両者がクロスした動きもゴールデンクロス、デッドクロスとしてみなすことができるためです。

遅行スパンとローソク足のクロス

遅行スパンをローソク足が上抜けると上昇トレンドへの転換サイン、下抜けると下降トレンドへの転換サインとみなします。現在は全ての時間軸で遅行スパンを確認することができますが、作者の一目山人は日足でこそ効果が発揮されるとしています。

雲とローソク足のクロス

2本の先行スパンで囲まれた雲は、一目均衡表において最も利用されるトレード指標です。雲はその厚みによって、相場転換のし易さが判断されます。雲が厚ければ暑いほど相場への抵抗が強いため転換がしにくく、薄ければ薄いほど相場への抵抗が弱いため転換しやすいのです。

ローソク足が雲を上抜ければ上昇トレンドへの転換サイン、下抜ければ下降トレンドへの転換サインとなります。雲については、ローソク足の抜け方によって詳細なパターンがありますので、次項目でさらに詳しくご紹介します。

雲とローソク足の動きで掴むエントリーサイン

一目均衡表の雲は、相場が今後どのように動くか、その方向性を視覚的に表現してくれる非常に優れた指標と言えます。そのため、雲を活用した精度の高いトレード戦略も多く活用されています。ここでは、その中から代表的なものをご紹介します。

雲の薄くなったタイミングのブレイク

雲が薄くなって相場の抵抗が弱くなった時に、ローソク足が下から入り雲を上抜けたときは買いのエントリーサインです。同様にローソク足が上から入り下抜けた時は売りサインとなります。

雲の抵抗力を相場から読み取って、ブレイクするタイミングでエントリーしましょう。

雲でのローソク足停滞からのブレイク

ローソク足が雲で一時停滞し、その後雲を上抜けたときは買いエントリーのサイン、下抜けた時は売りエントリーのサインです。レンジ相場のブレイクをイメージてもらえば良いでしょう。

雲に対するローソク足の反発

ローソク足が上から雲に入り、雲の中ですぐに反発して再び上に出れば買いエントリーサインです。同じく下からの場合は売りエントリーサインとなります。押し目買い、戻り売りとほぼ同じイメージですね。

雲を使った戦略もFXトレードの基本的な戦略と大きな違いはないのですが、視覚的に分かりやすい点と相場把握精度の高い点が、人気の理由です。プロトレーダーでも愛用している人は非常に多く、トレードを優位に進める上で大きく役立つでしょう。

視覚的に相場を捉えやすいという観点から初心者の人でも使いやすいので、是非活用してみてください。

まとめ

ここまで、一目均衡表の特徴や基本的な使い方、トレードでの活かし方などについてご紹介してきました。

一目均衡表は日本発祥の高性能指標として世界中で人気のツールであることがご理解いただけたことと思います。また、精度が高いツールであるにもかかわらず、視覚的に非常に分かりやすくシンプルな戦略でトレードに役立てられることもお分かりいただけたことでしょう。

雲は現在の相場を把握するのみならず、今後の展開も視覚的に教えてくれる非常に有用な指標ですので、是非トレード戦略と合わせてマスターしてみてください。過去チャートで、雲とローソク足の相関性を何パターンも見ることでコツが容易に掴めるはずです。

パッと見の難しさとは裏腹にとても分かりやすいシンプルなツールですので、有効活用していきましょう。

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