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FXチャートのボリンジャーバンドは逆張りだけじゃない!知っておくべき戦略とは?

テクニカル指標には、大きく順張り手法と逆張り手法の2つがあります。

基本はトレンドに沿った順張り手法に基づいてトレードをする方が手堅いのですが、相場の転換点を狙った逆張り手法は利益を大きく伸ばせる可能性があるため、根強い人気があります。

逆張り指標の代表とも言えるのがボリンジャーバンドでしょう。

初心者からプロまで幅広く活用されているこのツールは、トレード手法も実に様々なものが提唱されています。有効に活用すれば相場分析に幅を持たせることができるため、マスターしておきたいテクニカルツールの一つです。

この記事では、ボリンジャーバンドの特徴と基本的な使い方、また有効なトレード戦略などについてもご紹介していきます。

ボリンジャーバンドをトレードで実践的に使うにはどのようなポイントを押さえておくべきなのか、興味のある人は是非参考にしてみてください。

ボリンジャーバンドの特徴と基本的な見方

まずは、ボリンジャーバンドにどのような特徴があるのか、どのようにチャートを見れば良いのかについて解説していきます。

特徴

ボリンジャーバンドはFXトレーダーの間では定番中の定番指標で、最も有名なテクニカルツールの一つです。統計学で言うところの標準偏差と正規分布の仕組みを活用し、ある一定間隔の価格データからレートの変動範囲を予測する指標のことです。

標準偏差は受験時の偏差値を考えるとイメージしやすいでしょう。偏差値と同じく、一定期間の価格が平均値からどれくらい分散しているかを表した数値が標準偏差です。

ボリンジャーバンドでは標準偏差を平均値±σとして表し、チャート上では内側の線から外側の線に向かって±1σ、±2σ、±3σで描画されています。±1σに収まる確率が68.26%、±2σに収まる確率が95.44%、±3σに収まる確率が99.73%となっています。

偏差値で表現すると、±1σが偏差値60相当、±2σが偏差値70相当、±3σが偏差値80相当になります。為替レートが±2σを超える確率は4%、±3σに至っては1%に満たないことを考えると、統計学的にはこれらの現象が珍しいことであるのが理解できるでしょう。

この統計学によるレートの乖離を利用して、いずれ平均値の方向へレートが戻されることを予測する「逆張りエントリー」がボリンジャーバンドを使った基本トレード方法と言えます。

チャートの見方

画像見て頂くとお分かりのように、ボリンジャーバンドは計7つのバンドで構成されています。真ん中の「移動平均線」、真ん中から上に向かって「+1σ」「+2σ」「+3σ」、真ん中から下に向かって「-1σ」「-2σ」「-3σ」という7つのバンドです。

ボリンジャーバンドを見るためのポイントは2つあります。1つ目はローソク足がバンドのどの位置にあるかです。一般的に「+2σ」を上に超えていれば、買われ過ぎの判断から売りエントリー、「-2σ」を下に超えていれば売られ過ぎの判断から買いエントリーとする逆張り手法となります。

2つ目はバンド幅の広がりによるボラティリティ拡大の視点です。ボラティリティが拡大しているということは価格の変動率が激しくなっていることを意味しますので、その方向に合わせて順張りする手法を活用します。

局面によって両極端のトレード方法があるため、ボリンジャーバンドの活用は難しいと言われています。しかし、ボリンジャーバンドは価格の標準偏差を表現したものです。

それを考慮に入れると、バンドの拡大縮小や傾き見ることで相場の荒れ具合や進行方向という現状把握が容易になる、非常に有用なツールと言えるでしょう。

ボリンジャーバンドを活用したトレード手法

ボリンジャーバンドはその形状と相場の局面によって大きく2つのトレード手法があるのは、先に述べた通りです。ここでは、実際のチャート画面を使ってさらに詳しい手法を見ていきましょう。

安定したバンドでの逆張り手法

ある程度値動きが一定水準で安定したバンドでは、逆張り手法が有効です。この手法がボリンジャーバンドでは最も一般的で、分かりやすいと言えるでしょう。

画像のようにボリンジャーバンドが一定幅で安定している場合は特に有効です。バンド幅に沿ってレートも安定した値幅で推移していることが確認できるかと思います。

ですので、±2σ付近で逆張りエントリーを仕掛けれ、エグジットを逆側の±2σ付近とすれば良いのです。そして、ロスカットラインを±3σ付近に置いておけば、損失も限定してトレードをすることができるでしょう。

この逆張りエントリーが、レートはいずれ平均値の方向へ戻されるという、ボリンジャーバンドの基本的な仕組みを利用した手法となります。

バンド幅拡大時の順張り手法

続いては、順張り手法をご紹介します。バンド幅が拡大している、ボラティリティが大きい相場では順張り手法を用いることがトレードでは優位に作用します。

画像では安定した狭いバンド幅から、一気にバンドが拡大しているのが見て取れます。そして、上昇トレンドに転換し+1σ~+3σの間で推移していることが確認できます。

このようにバンド幅が拡大するとレートが大きく動き出しますので、移動平均線の傾きに沿って順張りエントリーを仕掛けます。

今回の画像では、移動平均線が上向きになり且つローソク足が+2σを抜けたところで買いエントリーを仕掛けましょう。ロスカットラインは、エントリー時点の移動平均線付近に置いておきます。

移動平均線が下向きになるか、ローソク足が+1σを割り込めばトレンド終了と判断して、エグジットしてしまいましょう。また、エントリーとは逆側のバンドが縮小を始めた場合に、部分決済で手仕舞ってしまうのも一つの方法です。

ボリンジャーバンドはバンド状況によって相場の現状把握をする必要があり、それに伴ってトレード手法が全く逆になることをよく覚えておきましょう。ボリンジャーバンドは逆張り手法という認識がないと、せっかくの利益を取り逃がしてしまうことになりますので。

間違った理解をしないようトレード手法を整理しておきましょう。逆張り手法の成功確率が高いのは相場が穏やかな時(レンジ相場や規則的なトレンド相場など)で、失敗確率が高いのは相場の急激な変化が発生した場合です。

順張り手法の成功確率が高いのは相場の急変時で、失敗しやすいのは静かな相場や規則性のある相場ということになります。

バンドの状況をしっかり確認し、大きな利益が得ることができるようボリンジャーバンドを使いこなせるようになりましょう。

まとめ

ここまで、ボリンジャーバンドの特徴と基本的な使い方、有効なトレード戦略などについてご紹介してきました。

ボリンジャーバンドは統計学の標準偏差を利用した、現在の相場状況を捉える有用なツールであることがご理解いただけたことでしょう。また、一般的に知られている逆張り手法だけではなく状況に応じて順張り手法を取り入れる必要があることもお分かりいただけたことと思います。

ボリンジャーバンドは逆張り指標である認識は多くの人が持っているのですが、実は順張り手法にも標準偏差の要素が多分に活かされていることを知らない人は少なくありません。

バンド幅の拡大縮小と傾きをチェックすることで相場の現状を把握し、それに合わせたトレード手法を選択する必要があることを認識しておきましょう。ここを確実に抑えておけば、頼もしい指標として長く役立つことでしょう。

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