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FXチャートで難解なフィボナッチ 押さえておくべきたった2つの指標とは?

FX初心者の人がトレードをする際、特に難しく感じるのが相場転換のタイミングを察知することではないでしょうか。エントリーした瞬間に逆方向へ相場が動いたり、エグジットしたらレートが元に戻ったりするなど、一度は経験されたことがあるかと思います。

テクニカル分析をする際に、相場の転換ポイントや節目が把握できれば心強いですよね。

それをかなえてくれる指標がフィボナッチです。

高度な数学的計算に基づいた方法で、為替相場の転換点を教えてくれる指標として、幅広い支持を得ています。トレードにおける汎用的な指標を用いていますので、FX初心者の人でも勉強になる部分が多いことでしょう。

この記事では、フィボナッチの特徴や基本となる見方、実践的な使い方などについてご紹介していきます。フィボナッチをトレード戦略に組み込みたい人は是非参考にしてみてください。

フィボナッチの特徴と基本的な見方

為替相場は常に上下動を繰り返しながら形成されていきます。トレンド発生時も同様で、常に一方向に動いているわけではなく、細かい上昇下降を何度も繰り返しながらトレンドが作られていきます。

フィボナッチは為替相場のこの動き方を利用し、過去チャートの高値と安値の値幅から今後の相場がどのように展開していくのか、レートの節目を教えてくれるテクニカル指標です。

その計算として使われているのが、数学の世界では非常によく知られているフィボナッチ数列なのです。

レートの動き方で「半値戻し」「3分の1戻し」と呼ばれるものがありますが、これをフィボナッチ数列に当てはめて「23・6%」「38・2%」「61・8%」のように精緻な数値を用いてトレードに応用しています。

自然界に深く浸透していると言われているフィボナッチ数列は為替レートの値動きと連動していることが多く、上記の数値がサポートラインやレジスタンスラインとして作用しやすいことが人気指標となっている理由の一つと言えるでしょう。

チャート上のフィボナッチの見方

フィボナッチは基準となるトレンドラインと、それに対する節目のラインによって構成されています。トレンドラインの高値を100%、安値を0%として、「23・6%」「38・2%」「61・8%」のように重要な節目になる数値が指標としてライン描画される仕組みです。

フィボナッチ・リトレースメントを実行することで、相場の過熱感や停滞感、転換するポイントと相場状況とを照らし合わせてトレードすることが可能になるでしょう。

フィボナッチの難しさ

フィボナッチは広く使われているツールですが、基点となるラインをどこに引くかで使い勝手が大きく左右されてしまうため、ある程度の経験が必要になります。相場の節目となる適切なラインが描画されるかどうかは基点のラインにかかっているのです。

絶対的な正解があるわけではなく、基点によって節目のラインが変わってしまうところにフィボナッチの難しさがあると言えるでしょう。過去チャートで何度もラインを描画して、経験値を鍛えていくことが重要になってきます。

フィボナッチ・リトレースメントを活用した基本トレード手法

フィボナッチは相場の節目となりやすいラインを教えてくれる指標であることはお分かりいただけたことと思います。では、この指標をトレードに活かしていくためには、具体的にどのような手法を用いれば良いのでしょうか。

フィボナッチは世界中の多くのトレーダーが利用しているテクニカルツールですので、そこからはじき出されるラインも当然注目度が高いと言えます。ですので、その節目となるライン付近では注文が集まりやすく、新規注文や損切注文が大量に眠っていることが多いのです。

この特性を利用すればトレードのシナリオが立てやすくなります。つまり、注文が集まりやすいということは、節目ラインはレジサポラインとしての機能が期待できるのです。

反発が強いときはトレンド転換、反発後にブレイクすれば強いトレンドが継続と言う予測ができ、それに沿ったトレード戦略で挑めば良いでしょう。

事前に節目ラインを示してくれるフィボナッチ・リトレースメントを、為替レート変動の先導役として利用することで、トレードを優位に進めていくことが可能になるのです。

フィボナッチ・エクスパンションでのトレード戦略

フィボナッチで代表的なもう一つの指標をご紹介しましょう。フィボナッチ・エクスパンションです。トレンドの動き方や波動には一定の周期があり、これをフィボナッチ比率で表現したものがエクスパンションになります。

エリオット波動で言うところの1波と3波の長さが、フィボナッチ比率によってもたらされたものであることを考えるとその精巧さがお分かりいただけるかと思います。

画像で詳しくご説明すると、1波のレート上昇値を「1」とすると、2波で戻した後の3波のレート上昇値が「1.618」であることを示しています。

これはエリオット波動論の1波と3波の比率が「1:1.618」であることを意味しており、すなわちフィボナッチ比率ということです

このレート上昇の比率が理解できていれば、エントリーからエグジットまでのシナリオが立てやすいことがお分かりいただけるでしょう。3波でエントリーした際に1波の上昇値とフィボナッチ比率を参考にして、目標値を割り出すことができるのです。

その後の4波、5波が発生した際もフィボナッチ比率を用いて目標値を定めてエントリーができますので、連続でのトレードも含めて戦略を立てることができます。このように、フィボナッチ・エクスパンションは利益確定の地点が明確になりやすいため、トレードに活かしやすいツールと言えるでしょう。

フィボナッチには用途に合わせて他にも様々な指標が用意されており、トレンドラインで比率を描画した「フィボナッチ・ファン」や時間軸と比率を合わせて表現した「フィボナッチ・グリッド」などもあります。

フィボナッチ・リトレースメントやフィボナッチ・エクスパンションなどの基本手法に慣れてきたら、他のフィボナッチ指標を試してみても良いかもしれません。

是非自分のトレードスタイルに合った指標を探して、トレードスキルの向上に役立ててみてください。

まとめ

フィボナッチ指標が、フィボナッチ数列の比率を巧みにFXトレードの相場に適用させた高度なテクニカルツールであることがご理解いただけたことでしょう。

為替レートの節目が分かりやすくラインで描画されることで、トレードを優位に進めることができる仕組みもお分かりいただけたことと思います。

フィボナッチ・トレースメントを利用して、節目ラインの事前察知とレジサポラインの反応確認を組み合わせれば精度の高いトレードができるようになるでしょう。

また、フィボナッチ・エクスパンションを活用すれば、エリオット波動の3波や5波においてイグジットポイントを想定したエントリーが可能になりトレードの幅も広がることでしょう。

とは言え、基点ラインの引き方は一朝一夕にはいきませんので、過去チャートでしっかり練習して経験値を積む必要があります。そうすることで、手練れのトレーダーたちが意識しているラインの近似値にたどり着けるようになるでしょう。

為替相場の節目と明確なイグジットポイントを教えてくれるフィボナッチ比率を使いこなし、脱FX初心者を目指してトレードに励んでください。

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