FX初心者におすすめの投資スタイル!スイングトレード入門
ある程度の知識は得たから、今日からFXを始めてみよう!
FXについて全くの初心者の方がそう思ったとしても、保有期間をどうするか自身のライフスタイルや資金量も含めてどうすれば良いのか悩むことになるでしょう。
取引スタイルの選択があなたのFXの成績を大いに左右すると言っても過言ではありません!取引スタイルの選択を誤ると、大損するだけではなく、取引に夢中になり身体を壊してしまったりすることもあります。
このカテゴリーでは、長期的な視点で利益をあげたい方のために、複数回にわたりスイングトレードに関する情報を紹介していきますね。第1回目の今回は「スイングトレード入門」です。
勝つための重要なヒントも公開していますので、ぜひご覧ください。
この記事の目次
保有期間からみた取引スタイル4つ
上の画像にあるように保有期間からみて、取引スタイルを大きく分けると上の4スタイルになります。ポジショントレード、スイングトレード、デイトレード、スキャルピングトレードです。最初にそれぞれについて説明していきます。
「有名なトレーダーはスキャルピングトレードで稼いでいるみたいだけれど難しい?」
「サラリーマンの自分は兼業トレーダーだからスイングトレードを選ぶべき?」
「たくさん稼ぎたいからデイトレードがしたい!」
「リスクは低いほうがいい、だからポジショントレードにしようかな…」
上記4つの取引スタイルの選択については、難易度・リスク・トレード手法・向いている人と向いていない人・メリットとデメリット等を考慮しながら、あなたにベストな手法を探す必要があります。
では、詳しく紹介していきます。
ポジショントレード
ポジショントレードはいわゆる長期トレードに該当するもので、保有期間は数週間~となります。一度ポジションを持つと数か月、数年保有することもあります。あとは増し玉をしたり一部利益確定を行ったりと、ポジション調整を行う程度になります。
ある程度の含み損をリスクとして許容できるならば、大きな利幅を狙うことができますので初心者トレーダーにも多忙な兼業トレーダーにもおすすめしたい取引スタイルです。頻繁にチャートを見る必要はありませんし、見ないほうが良いかもしれません。
注意点としては主にこの2つです。
(1)レバレッジをきかさないこと
(2)トレードルールを必ず守るということ
レバレッジをきかさないため含み損が出ても甘く考えてしまうトレーダーがいます。損切りをするべきところで損切りできないと、この取引スタイルの最大のメリットである大きな利幅をとれたとしても、大きな損をすれば差引ゼロか最悪の場合マイナスとなってしまいます。
難易度は短期トレードに比べると低めですが、自身で構築し検証済のトレードルールは必ず守ってくださいね。
- ある程度まとまった資金をもった大口トレーダー
- スワップポイント狙いのトレーダー
- レバレッジをきかさず外貨預金のようにFXを利用するトレーダー
- 初心者トレーダー
- 多忙な兼業トレーダー
スイングトレード
スイングトレードは短期トレードでもなく長期トレードとも言えない中期トレードとしての位置づけで、保有期間は数日~数週間となります。
ポジショントレードほど放置するのは少し物足りないけれど、短期トレードみたいな激しい動きにはついていけそうにない…というトレーダーにはちょうど良い取引スタイルでしょう。
ポジショントレードと同様にスイングトレードも大きな利幅を狙いますので、やや大きめの値幅に対するリスクをとる必要があります。含み損をかかえることもありますのでハイレバレッジでトレードすることは危険と言えます。
難易度はポジショントレード同様に短期トレードと比較して低めとなります。
- ポジショントレードに物足りなさを感じるトレーダー
- 初心者トレーダー
- 少しは時間がとれる兼業トレーダー
デイトレード
デイトレードは短期トレードになり、保有期間は1日の間に新規注文から決済注文までを完結させる取引スタイルになります。
カリスマトレーダーはデイトレードで1日に何度もがんがんトレードをしているイメージがありませんか?それに憧れて、決して最初から真似をしないようにしてください。デイトレードで成功しているトレーダーにいきなりなることはできません。
デイトレードと言っても、小さな利幅を何度も狙っていくスキャルピングをするトレーダーもいれば1日に1回のみというトレーダーもいます。
日を跨がずに決済するため価格変動のリスクは中長期トレードに比べて小さいと言えます。
たとえばポジションを保有したまま週末を跨いでしまった場合、月曜日の朝に「窓開け」と呼ばれる金曜日の終値と月曜日の始値の差が大きくなる現象に遭ってしまうことがありますが、デイトレードならそれを避けることができます。
難易度は中長期トレードと比べて高めになります。その理由は大きな利幅が狙いにくいからです。
- ある程度時間が確保できるトレーダー
- 経験を積んだ上級者
- 資金の少ないトレーダー(初心者は除きます)
スキャルピングトレード
スキャルピングとは、デイトレードの一種で1日の間に完結させるトレードです。小さな利幅を何度もとっていくので、保有期間は短い人で数秒、長い人でも数十分程度となります。超短期トレードに該当し、イメージとしては薄利多売です。
スキャルピングトレードは何よりも勝率が勝つための大切な鍵になります。もちろん低コストのFX業者でトレードすることも大切です。低コストのFX業者のレビューも多数このサイトで行っていますのでご参考にどうぞ!
スキャルピングトレードの難易度は一番高いです。スキャルピングは利幅で勝ちにいくのではなく勝率で勝ちにいく取引スタイルになるからです。
- 専業トレーダー
- 十分に経験を積んだ上級者
- 資金の少ないトレーダー(初心者は除きます)
スイングトレードで勝つための取引手法は?
スイングトレードで使う時間足はこれ
スイングトレードで使う時間足はどれがよいでしょうか?一般的にはスイングトレードの場合、1時間足以上を使用します。画像はユーロ/ドルの4時間足で白の縦線は1週間を区切ったものになります。
イメージとしては矢印のような値幅を狙っていきます。利益になったところを矢印で描いていますが、もちろんそれ以外にもイーブンや損失となった売買があります。画像のトレードであれば保有期間は1週間程度となります。
ポジショントレードのように増し玉も
これは上級者向けの取引手法になりますが、知識として持っておいても良いと思います。ポジショントレードのように長期取引になると、トレンドに乗ってどこまでも追いかけていきます。
追いかける時にただ追いかけるのではなく、利の乗っているポジションに加えて新たなポジションを増やしていくのです。これを増し玉といい、トレンドに乗り続ければ爆発的に資金を増やすことができる手法になります。
スイングトレードでも、例えば(上の画像)右から3つの矢印の箇所で売りをしていますが1回1回決済をせず売り増ししていくこともできるのです。これは緻密にリスク管理を行う必要があるので、初心者のうちはおすすめしません。
必見!スイングトレードで勝つための重要なヒント
スイングトレードに限らず、FXで勝つためにはまずトレードルールを構築しなければなりません。FXでは100%の勝率というのはほぼ不可能です。不可能ですが、FXには「勝ち方」というものがあるのです。それは…
- 利幅で勝つ方法
- 勝率で勝つ方法
この2つになります。どちらが難しいのかというと勝率で勝つ方法はかなり難しいです。それに対して利幅で勝つ方法は、初心者トレーダーに向いていると言われています。
勝率で勝つ方法は、スキャルピングに代表される取引スタイルです。まず勝率の高い取引手法を構築するのが困難です。それに「負けられない」という気持ちが強くなりがちです。このようなメンタルではトレードにマイナスに働きかねません。
利幅で勝つ方法は、スイングトレードからポジショントレードに代表される大きな利幅を狙う取引スタイルです。損を小さく利を大きくする取引手法ならいくらでもあります。
あとはその取引手法で本当に利益がでるか自分の手で検証をし、納得がいけば実際にトレードを行えばよいのです。そしてそのトレードルールを厳守するだけです。
スイングトレード(利幅で勝つ方法)が初心者におすすめな理由がお分かりいただけましたでしょうか。
ここに書いてあることを素直に実行された方は、FXで確実に成功に近づいているトレーダーと言えます。
スイングトレードのメリットとデメリット
メリット
- 利幅の期待値が大きい(結果的にトータルで勝ちやすい「利幅で勝つ方法」である)
- 日々FXにかける時間が少ない(短期売買と比較して身体的にも精神的にも疲れにくい)
- 取引手法の構築がしやすい(勝率より利幅を重視するため)
- レバレッジをかけすぎないため気持ちが楽である(これも重要です)
デメリット
- レバレッジかけると危険である(資金効率は良くない)
- 損失が大きいように感じる(リスク管理をすれば問題なし、後日詳細を書きますね)
スイングトレード向け!おすすめのFX業者はココ
スワップポイントも狙うなら
スイングトレードをすると日跨ぎとなるため、スワップポイントがつきます。もらえる場合もありますが逆に支払うこともあります。
高金利の通貨でスイングトレードをするならスワップポイントをもらえる方向のポジションをとるのが良いですね。おすすめ3社のレビューページもご覧くださいね。
体験レビューLION FX(ヒロセ通商)
体験レビューMATRIX TRADER(JFX)
体験レビュー岡三アクティブFX(岡三オンライン証券)
上の3社は同じスワップポイントです。スワップ派に人気な通貨ペアで1日1万通貨あたりもらえる現在の金額を紹介します。すべて買いの場合になります。他のFX業者と比べるとこの3社のスワップポイントの高さがわかります。
・豪ドル/円 50円
・NZドル/円 60円
・南アフリカランド/円 15円
・トルコリラ/円 115円(現在ヒロセ通商のみ取り扱い)
スマホアプリの使いやすさなら
なぜスマホアプリの使いやすさでおすすめを選んだかというと、スイングトレードは基本的にチャートを見過ぎないことが大切だからです。
いつもパソコン前に座ってチャートをじーっと見ていると含み益を見ては決済したくなり、含み損をみては怖くなり…良いことはありませんね。
それよりも自身のトレードルールから外れたか否か、それだけをチェックします。トレードルールに使用しているインジケーターがスマホアプリに入っていないなら仕方ないのでパソコンを使用してください。
スマホアプリに入っているならもうアプリでささっとチェックするだけ。勝ち続けるためには心を無にする必要もあります。それではおすすめのアプリが使えるFX業者を紹介します。
CYMO(YJFX!)
PRIMEアプリ(FXプライムbyGMO)
Meta Trader4(OANDA)(FXトレードフィナンシャル)
合計4社です。CYMOは重要指標前にスマホに通知がくるので助かります。PRIMEアプリはトレンドラインの引きやすさが秀逸です。ライントレーダーなら使うべきアプリです。
Meta Trader4はインジケーターも多くフィボナッチや図形描画(○△□)ができるので便利ですよ。
※狙う利幅が大きいというスイングトレードの特性上、低コストか否かにはこだわらずにFX業者を紹介しました。
結論「FX初心者におすすめは短期売買よりもスイングトレード」
いかがでしたでしょうか?スイングトレード入門ということで大ざっぱになりましたが、メリットや勝ち方、おすすめFX業者について紹介しました。
FX初心者トレーダーには、まずFXで勝つことは可能なのだということをわかっていただければと思うので、最初はスイングトレードをおすすめします。
自信がついて「勝率で勝つ方法もわかった」となればデイトレードやスキャルピングに挑戦されても良いと思います。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする