コツはある!FX初心者でもスイングトレードで利益を上げる方法とは?
FXで稼ぐには、まず初期費用として資金が必要です。そして基礎知識を得て、FX業者の口座を開設します。ここまでは順調だとしても、ここからが問題です。
「一体どうすれば稼げる方法を知ることができるの?おしえてーー!」
ネットを見ても、本を読んでも、「どうすればいいのか、具体的な方法は結局わからなかった」という方が多いようです。
FXには稼ぐコツがあり、もちろんスイングトレードにもデイトレードにも、スキャルピングにもコツがあります。ここではスイングトレードのコツについてお話ししていきます。下準備から実践編まで解説しますので、ご覧ください。
この記事の目次
スイングトレードで稼ぐコツ【下準備編】
FXで稼ぐために!資金を準備する
資金がなければFXができませんので、余裕資金の中からねん出してください。どれぐらいの資金が必要かというと、はじめは10万円程度あれば十分です。
スイングトレードに限らず、FXでは投資資金が多い方が有利と言われていますが、これは決して「資金が多くないとFXに参入できない!」ということではありません。
10万円未満(5万円程度)でも十分投資可能です。むしろ、FX初心者の方は5万円〜10万円程度からスタートする方がいいでしょう。
スイングトレードに関する資金については、「スイングトレードを始める資金はどのくらい?資金管理はどうするの?」の記事で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
今資金がない人は、無理をしてFXしないこと!決して生活資金に手をつけないようにしてください。
FXにおいては、資金に不安を抱えながら投資しても何も良いことはありません。ロスカットによって、大事な資金がなくなる可能性もあるので、必ず余裕資金でチャレンジしてくださいね。
もし、手元に資金がないなら、こつこつ節約しながら、いつも朝に飲んでいた缶コーヒーをやめて貯金するのも良いですね。相場は逃げませんし、焦る必要はありません。しっかり資金を貯めてから参戦してください。
資金を貯めている間に勉強に集中できるというメリットもあります。私も、FXを始めた当初は、資金なしでも口座開設できる「GMOクリック証券」を開設したものの、資金を投入せずにひたすらチャートを見ていました。
資金が貯まるまで、チャート分析や基礎知識を勉強しておきましょう!
FXで稼ぐために!基礎知識をつけておく
基本的な用語などをしっかり学習しておきましょう。ロスカットやOCO注文、レバレッジという単語はFX取引を行う上で必ず知っておかなければいけないキーワードです。
「【これだけで十分!】FX初心者が取引前に抑えておきたいFX用語集まとめ」の記事では、FX初心者が知っておくべきFX用語を全て網羅していますので、時間があるときに参考にご覧ください。
また。用語に加えて、どうすれば利益となり損失となるのかといった仕組みについても知っておく必要があります。
「【保存版】FX初心者のためのFXチャート分析の基礎知識」や「【保存版】勝率がグッと上がるFXスイングトレードのコツ」の記事には、具体例を用いながら詳しく解説していますので、ぜひチェックして見てください。
【注意】FXで稼ぐための口座を開設する
スイングトレードに限らず、デイトレやスキャルピング、長期保有など、FX取引全般に言えることですが、FXで勝つためには、チャートが分析しやすい・使いやすいツールを使うことは絶対必要です。
「FX口座なんてどこも同じでしょ。だったりキャッシュバックキャンペーンを行なっているFX業者が良いよね!」
という発想で、適当なFX業者の口座を開設する方もいると思いますがこれは間違いです。FX初心者は、必ずFX初心者でも使いやすいツールを提供しているFX業者の口座を開設しましょう。
難易度の高いツールを提供する業者を使い続けても、上手く分析できず、FXは楽しくなりません。
「難易度の高いツールを使い続けること」は、百害あって一利なし!
必ず、身の丈にあったFX初心者でも使いやすいFX口座を利用しましょう。「GMOクリック証券」や「DMM FX」などの口座は、FX初心者でも使いやすい口座ですが、専業トレーダーも使用している高性能機能も満載ですよ。
「【2017年版】スワップ金利で選ぶスイングトレードに有利なFX口座ランキング」の記事に、FX初心者でも使いやすいスイングトレードにオススメの口座を紹介していますので、併せてご覧ください。
スイングトレードで稼ぐコツ【トレードルール編】
FXで稼ぐために!勝てそうな方法を考える
FXで勝つには「勝率で勝つ方法」「利幅で勝つ方法」の主に2種がありますが、勝率で勝つのは初心者には難しいため、利幅で勝つ方法でお話しします。
好きなテクニカルインジケーターで最初は良いです。その設定でチャートを見て何でも良いので、利幅をとれそうなルールを探します。例えば下の画像をご覧ください。
ユーロ円の1時間足です。これはあえて「良さそうな」場面を抜き出しました。設定は一目均衡表の雲と単純移動平均線21を表示させているだけです。
このトレードルールとして、雲より上で買い・下で売ります。新規注文のトリガーとして、単純移動平均線21を超えて足が確定したとき、次の始値で執行します。リスク管理は口座残高の2%とします。
赤点線の新規注文はストップロス注文にかかっています。他の2つは黄点線で新規注文し緑点線で決済(利益確定)となります。ストップロスにかかると-2%ですが、利を伸ばすことで勝つときには+8.0%、+12.1%というような損小利大のトレードができます。
良いと思うルールはどんどんノートなどにメモしておきましょう。過去記事「移動平均線をスイングトレードで利益をあげる方法!移動平均線のクロスは?」も参考にしてみてください。
FXで稼ぐために!ここが正念場、一に検証!二に検証!
先ほどのような勝てそうなルールをみつけたら、次はあえて「機能しなさそうな」場面を抜き出して検証してみましょう。
ここでは8連敗です。1回あたりのリスクを2%にするので、約16%弱の損失となります。
「あ~あ…こりゃだめだ、こんなトレードルール使えないわ」
そう思った方も多いと思います。なんせこのルールは、つい先ほど考えたものなのです。過去5年分検証したわけではないため、本当に使えないトレードルールなのかもしれません。
しかし実際には、チャートを見ていただくとわかりますが、このあとは+13%、+17%といったトレードもあるので、使えないと判断するのは早いです。
何を伝えたいのかと言うと、このトレードルール使えると言いたいのでは決してなく、ほんの2枚のチャートだけ見て使えるとか使えないとか、判断しないでほしいということです。
何年分、せめて何か月分か検証してみなければ、増えるのか増えないのかを判断することなんてできないのです。ここに書いたことを実践される方はほんの一握りだと思います。ぜひ一度、騙されたと思って自分で考えたルールを自分の手で検証してみてください。
なかなか勝てないと悩んでおられるトレーダーさんも、これらを実践してみてください。きっと道が開けます。手法探しに疲れていたら、ぜひお試しください。
関連記事【画像解説付】FXスイングトレードの利益確定タイミングを徹底解説
スイングトレードで稼ぐコツ【リスク管理編】
FXで稼ぐために!特大の勝ちを狙うこと
FXで稼ごうと思うと、勝ち(勝率)にこだわる人が多いと思います。容易に稼ごうと思うなら、勝ち数を重ねるのはあきらめてください。勝ち数はどうでも良いのです。
負け、負け、微妙勝ち、負け、負け、負け、特大ホームラン級勝ち、負け、負け、負け…
利幅を大きくする方法で勝つにはこういうイメージです。8回も負けるなんて心が折れるわと思われますよね。でも、負けると1回あたり口座の1%の損失ならどうでしょう?それなら大丈夫かなと思われませんか?
スイングトレードなら本業や家事、子育てなど他に優先すべきことをしていれば、デイトレードのようにパソコンの前で悶々とすることもおそらくありません。良い意味でのめり込み過ぎなくて済むのがメリットですね。
特大の勝ちを狙うにはリスク管理をしっかりとしつつ、小さな負けも受け止めることです。負けても「ふーん、負けたのか」くらいになれば素晴らしいです。「負けた…悔しい!」と思う方は、もう少しリスクを減らしてみるのも手です。
具体的なポジション計算方法は次でお話しします。
FXで稼ぐために!ポジション数はこうやって算出してみよう
ポジション数を固定とすると、トレードごとにリスクが異なってきます。100万円の資金でトレードする人が、10万通貨固定にした場合を考えます。
ストップ幅10pipsの場合は1万円がリスク、80pipsだと8万円のリスクを負うことになります。ではリスクを1%に固定し、ポジション数を変えてみるとどうなるでしょうか。
ストップ幅が10pipsだと1万円がリスクになるのでポジション数は10万通貨までに、ストップ幅が80pipsだとポジション数は1万2千通貨までになります。
勘が良い方ならわかったかもしれません。ストップ幅が小さくてポジション数が多い場合で特大ホームラン級の利益がくればどうなるでしょう?
先ほどのようにストップ幅10pipsで利益が200pips取れた場合だと、たった1回のトレードで約20万円の利益となります。
最初は慣れないと思いますが、デモトレードなどで試してみてください。
スイングトレードで稼ぐコツのまとめ
FXで稼ぐにはコツがあります。
私もそのコツを実践した結果、「【勝率&利益額公開】3つの売買ルールでスイングトレードをした成績は?(2016年編)」で公開している利益を得ることができています。
まずは利幅が大きくとれそうなトレードルールを、好きなインジケーターを設定して見つけましょう。
そしてその一番良い場面でいったん検証してみます。良さそうなら同じ設定で一番負けそうな場面の検証もしてみましょう。そして全期間とおして何年分か検証してみましょう。綺麗な右肩あがりの増え方であれば稼げるトレードルールの可能性が高いです。
検証の際も、忘れずにリスク管理を行なってポジション数を算出してみてください。そしてそのポジション数でトータルでどのくらい利益が出るかを見てください。
自分でトレードルールを構築し検証する。当たり前のことですが、やるかやらないかそこが勝つか負けるかの分かれ道とも言えます。
次の記事にスイングトレードの基礎知識やコツ、勝つためのテクニックなどをまとめています。お時間があるときに、じっくりご覧いただき、投資戦略の参考にしてください。
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