【画像付き成績公開】1時間足を使って約1か月間デイトレードをしてみた結果
今回は少しゆったりとしたスパンでデイトレードをしてみた場合、成績としてどうなるのかをみていただこうと思います。100万円の資金はどうなってしまったでしょうか?
使う足はなんと1時間足になります。トレンド判断などに長期足として参考にするトレーダーは多いと思いますが、今回はメイン時間軸としてデイトレードをしたものになります。
デイトレードといえば、短期足でガンガンと一日中トレードをくりかえしているイメージでしょうか。拘束時間や年齢の問題もあるでしょうから、一日中ガンガンとトレードするのは物理的、体力的にも難しいと思います。
この記事の目次
【1時間足のデイトレード成績】約1か月間のトレード結果はどうなった?
トレード結果詳細
- トレード対象日 17日(うち7日はトレードチャンスなし)
- トレード期間 2017年1月4日~1月26日
- 手法 当サイトオリジナル デイトレード手法SS
- チェック時間 9時~25時
- 開始資金 1,000,000円
- 現在資金 1,198,000円(+19.8%)
- 総トレード数 17回
- 勝敗 10勝7敗
- 勝率 58.8%
- トレードあたりのリスク 1%
- スプレッド 2.0pips
これは、2017年1月に1時間足を使ってデイトレードをした結果になります。いかがでしょうか?1時間足でトレードすることになると基本的にチャンスが少なく、合計で17回でした。全くトレードチャンスがない日が4割とかなり多かったですね。
リスク管理として、1トレードあたりのリスクは1%にしています。ちなみにこれがリスク2%なら、現在の口座残高は100万円→142万円となります。
ですが最大でも2%を推奨していますので、2%でも大丈夫なのはトレードに自信がある方、ブレない方が限定となります。間違っても5%にしたりはやめてください。リスクは稼ぐ実感を得てから、慣れてからが鉄則です。
トレード結果を見ての考察
増減グラフをご覧ください。リスク1%だとこの程度の増え方です。基本的には「損小利大型」の手法ではあるのですが、決済に細かいトレードルールを設定しているため「利小」が増えるかわりにストップロス注文にかかることが少ないです。
ちなみに今回ストップロス注文にかかったのは17回中2回でした。それ以外の5敗はトレードルールにより自分で損切りをした形になります。
今回は口座残高に対して1トレードで+14.6%となったのが最大の利益となりました。1時間足でデイトレードをする割に増えていないような気もしますが、リスクを1%としているので仕方ないですね。
トレードルールがシンプルでなければならない理由
今回の手法は当サイトオリジナルのものです。決済ルールは細かいと書きましたが、複雑なものではなく、誰でもわかるものです。10歳の子でも十分に理解できるトレードルールだと思います。実際に9歳の男の子に説明しましたが、ほぼ理解できました。
この手法すごいでしょう?と言いたいのではなく、シンプルでないと「継続」できないからなのです。裁量トレードができてそれで稼ぎ続けるトレーダーは問題ありませんが、そうでない方が大半だと思うのです。
継続して稼ぐためには「ブレ」があってはいけないのです。稼ぐことができた時期があっても、途中でどうトレードしていいかわからなくなって、ヤケになって…という経験はありませんか?
チャネルラインがひけない…、サポートラインが機能しない…。
裁量トレードは極めれば爆発的に稼げるのかもしれませんが、裁量トレードで安定して継続して稼ぐこと、それはそこにたどりつくまでに技術面、精神面でも相当努力をしないと無理ではないかと思います。
誰でも理解できるトレードルール、いつでもどんな相場つきでも判断できるトレードルール、迷いがないトレードルール。天才トレーダーでなくても、稼ぐことはできるのですよ。
【1時間足のデイトレード成績】誰でも取り組めるのか?
1時間足でデイトレードする場合、拘束時間は?
1時間足でデイトレードをする場合、基本的には1時間に一度、終値と始値をチェックすることになります。1時間に一度ですので、会社員の方はなかなか厳しいかもしれませんが、トイレ休憩のときにチェックするというのもありかもしれませんね。
1時間に一度なので基本それ以外の時間はFXのことは忘れていただいて結構です。むしろその方が、検証結果に近い成績が出せると思います。人間は欲に負けてルールを破りやすいので。
1時間に一度、スマートフォンなどのアラームをセットしておけば、チャートチェックを忘れることもありませんよ。
今回のトレードルールであれば、目視1分ほどです。複雑怪奇なトレードルールだともっと時間がかかるかもしれませんが、当サイトのようなシンプルなトレードルールであれば拘束時間自体は多くても一日トータルで20分以内ですよ。
定期的なチェックは必要ですが、拘束時間自体はものすごく短いので、FXに生活を支配されるようなことはなく、仕事に家事に子育てに時間をかけることは可能です。
1時間足でデイトレードする場合、年齢や素早さなど大丈夫?
スキャルピングや短時間デイトレードだと、素早さがどうしても必要になってきます。ご高齢の方でも問題なくスキャルピングをできる方もいるでしょうが、基本的にスキャルピングは難易度が高いです。
一方で長時間デイトレードである1時間足ならば、スキャルピングほどの素早さは必要ありませんので、問題ないでしょう。
【1時間足のデイトレード】どんな人に向いているか?
会社員でもできる?
業種や勤務形態にもよると思いますが、1時間に一度のチェックができるなら、1時間足のデイトレードはできます。できれば午後からのチャンスは多いので午後を重点的にみれるほうがいいです。
ただ頻繁にトイレ休憩といって席をたっていると上司に怪しまれるかもしれませんので、無理は禁物ですね。
子育て中の主婦でもできる?
赤ちゃんがいて家におられるような主婦の方だと、まさに向いていると思います。1時間に1回のチェックができるなら、それ以外は子育てと家事に時間をかけることができます。
主婦トレーダーに限らず、家にいるトレーダーが注意すべきことをお話しします。もしも裁量トレードではなく一時間ごとの判定でよい明確なルールを使っているならば、ずっとチャートを見続けているということはやめたほうがいいかもしれません。
とくに短期足をみていると、動きにどうしても翻弄されてしまいます。なるべく見ないようにするほうが、欲に負けることはありません。
【1時間足のデイトレード】まとめ
今回は1時間足を使ったデイトレードの成績を公開しました。対象期間が少ないのですが、もし今後希望があれば、何か月間の過去データによる検証になってしまいますが、公開しようと思います。
1時間足デイトレードは、1時間に一度のチェックができればできます。手法については、「勝率重視型」よりも「損小利大型」を採用したほうが比較的容易に資金は増えます。
4時間足でスイングトレードをした5年間の成績については、この記事「【稼ぐヒントと成績公開】4時間足でスイングトレードを5年間したらこうなった!」で公開していますので良かったらご覧ください。4時間足によるスイングトレードも多忙な方にはおすすめです。
デイトレードにしてもスイングトレードにしても、リスク管理はしっかり行ってくださいね。
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