デイトレで利益が増え始めた!勝率を上げるために実践したたった2つのコツ

デイトレードで稼げない…

稼ぐトレーダーなんて本当にいるの?
そう思われる方も多いでしょう。デイトレードでは本当に稼げないのでしょうか?これは、しっかりと武器や防具をもって戦場へ行かなければ簡単に敵にやられてしまうのと同じことなのです。
月に2000pipsとか、とにかくたくさんpipsをとって「何だかとっても凄いトレーダー」になりたいのでしょうか?それとも「お金稼ぐトレーダー」になりたいのでしょうか?
スイングトレードにはコツがあるとスイングトレードの記事でお話ししましたが、デイトレードにももちろんコツがあります。今回は「pipsをたくさんとること」ではなく「稼ぐこと」に特化したコツを2つお話ししていきます。
この記事の目次
デイトレードで稼ぐためのたった2つのコツとは?
稼ぐためのたった2つのコツを実行するとこうなります!
いつものグラフです(申し訳ありません、2017年1月4日~が正しいです)。今年の年初から100万円からはじめた場合、資金は本日2月7日までのデイトレードでこうなります。1回のトレードリスクは資金の1.5%です。そこまでリスクは大きくしていません。
その理由は5分足を使うためです。5分足を使うと1回あたりのストップロスまでの幅が10pips程度となり、どうしても設定ロット数が大きくなってしまうのです。そうなるとレバレッジの規制で、そのポジション数をかけることができないためです。
1回あたりのリスクが資金(口座残高)の1.5%だとしても、本日資金は約5.8倍になっています。相場が良かったと言えばそうかもしれませんが、それよりも2つのコツを実行しているからと言えます。
デイトレードで稼ぐためには裁量トレードでないといけない?
上の成績をだした手法について、まずお話しします。
- 通貨ペア ポンド円
- 時間軸 5分足(他の時間軸は参考にしていません)
- トレードスタイル デイトレード
- 戦略 損小利大型
- 手法 当サイトオリジナル手法(AY)
- 総トレード数 85戦
- トレード詳細 45勝29敗11分
- 勝率 約52.9%
- トレードリスク トレード時の口座残高の1.5%
- スプレッド 1.4pips
特別な裁量トレードはしていません。迷いが生じるトレードルールは、特にFX初心者の一般トレーダーにとって継続して稼ぐという「安定」をもたらすものではないと考えているからです。
裁量トレードで安定して稼ぐトレーダーは、素晴らしい才能を持った方だと思います。おそらくそういった才能を持ったトレーダーは一握りでしょう。その才能がないトレーダーは厳格なトレードルールに基づいて淡々とトレードするしかありません。
テクニカルインジケーターそのものを否定される方も多いですが、テクニカルインジケーターを使って「pipsをたくさん稼ぐ」のは難しいかもしれませんが「お金を稼ぐ」ことは可能なのです。
デイトレードで稼ぐための2つのコツとはこれのこと!
デイトレードで稼ぐ2つのコツとは「厳選」と「リスク管理」です。リスク管理はよくお話ししているので「またか~」と思われそうですね。では、もう一つの厳選とは何でしょうか?何を厳選するかというと「ポジションを持つこと」を厳選するということなのです。
ポジションを持つことを厳選すれば、驚くほど楽にトレードできます。
デイトレードで稼ぐコツ(1)トレードを厳選する
トレードを厳選するために「このチャートをみてどう思う?」
まずは下のチャート画像をご覧ください。
ポンド円の5分足チャートになります。このチャートの中では下落していて、利益もたくさん取れそうな場面ですね。みなさんのトレードルールではどうですか?この場面なら売りでしょうか?
さきほど紹介した1か月強で5.8倍になった5分足の当サイトオリジナル手法では、この場面ではほとんどが静観となっています。こんなに「チャンスがありそう」なのにです。
唯一、青色矢印部分の期間のみ売りOKとなりましたが、トリガーのインジケーターがサインを出さなかったため見送りでした。このように一日中サインがでないという日がたまにあります。先月も数日、今月も今のところ1日ありました。
このようなトレードルールをあなたはどう思いますか?「もっとチャンスが多いほうがいいなあ」と思った方は少し考えてみてください。本当のチャンスの場面で動くときに効率よく稼ぐほうが一番楽だと思いませんか?
一方、売りサインがでてポジションを持ったのが黄色の矢印部分です。そして緑のレ点が利益確定できた箇所です。2つ目のトレードはチャート上に利益確定した箇所が載っていませんでした。
稼ぐことができているのは、徹底的にトレンドとなっている可能性が高い箇所でのみトレードしているからです。なおかつその中で押し目や戻りをみてポジションを持っています。トレードを厳選することの大切さ、楽さが伝わればと思います。
トレードを厳選する方法とは?
では、トレードをどう厳選していけば良いのかお話しします。まず「この上昇もあの上昇も、この下落もあの下落もぜーーーんぶ取りたい!」という夢は捨ててください。ほとんど全部とれるというトレーダーが知り合いにいますが、それは彼女が天才なだけです。
一般トレーダーはトレードを厳選して無駄撃ちを減らさなければ、大きく稼ぐことは難しくなります。スイングトレードのお話しで紹介したトレードルールのように小さく稼ぐだけならトレードを厳選しなくても良いですが、稼ぎたいなら厳選していく必要があると思います。
支持抵抗線やピボットなどのラインで勝負するトレンドフォロー型のトレーダーなら、大きな時間軸でトレンドが出始めたところを厳選する必要があります。大きな時間軸で下落なのにメイン時間軸で上昇ばかりを狙っては効率が悪いように感じます。
インジケーターを使うトレーダーなら、そのセットアップをチャート上に表示させてトレンドがでているところを見つけてください。そして、そこで気づいたことをメモなどに書き出してください。
当サイトのオリジナル手法とは、インジケーターも設定も全く異なりますが、例として以下を挙げますね。
これはT3MAというインジケーターで、違う期間の4本を同時に表示させたものです。相場が迷っているときはこのような団子状態になります。普通の移動平均線でもこうなると思います。
一方、トレンドが出るとこのようにT3MAが広がって短期から長期まで順番に並びます。このように気づきをメモしていくだけで良いのです。一場面だけではなく、動いている箇所をたくさん見て共通点をひたすら探します。
価格がどのT3MAまでの戻りなら許容範囲内なのか?なども考察していけばなお良いですね。
一般のトレーダーは無理な場所でも利益を取ろうとし、自分の首をしめてしまっているのです。このようなわかりやすい場所だけでトレードするだけで良いのです。そうすると楽にトレードできるようになります。
デイトレードで稼ぐコツ(2)守って攻めるリスク管理をおこなう
守るためのリスク管理でもあり、攻めるためのリスク管理でもある
リスク管理については当サイトでもしつこくお話ししてきましたので、もう読んだという方は読み飛ばしていただいても構いません。
リスク管理は資金を守るためのものですね。それは間違いではないですが、実は攻めるためのものでもあると感じています。
資金の何%かをリスクとする方法を推奨していますが、中には「これって意味ないよね~」と思う方もいらっしゃいます。ですが、わたしが大きく資金を増やしたのはこのリスク管理方法をしたからであると言っても過言ではないのです。
もう聞き飽きた方もいらっしゃるかと思いますが、お話しします。たとえば、下のチャートをみてください。
※リスクは口座残高の1.5%とします。
- ストップまで13pips、結果ストップロス、口座資金-1.5%
- ストップまで12pips、結果ストップロス、口座資金-1.5%
- ストップまで11pips、結果 +185pips 、口座資金+25.2%
負けるときは一定、勝つときは大きくというのがこのリスク管理方法の最大のメリットです。今回トレード3は、ストップロス注文までの幅も小さくすんだので、ロット数もそこそこ大きくできました。よって利益が大きくなったということです。
狙うのはこういうストップロス注文までの幅が小さく、利益がたくさんとれるところです。こういう機会を逃さないようにこのリスク管理方法をとっているといっても良いでしょう。守るだけではなく、こうやって攻めるためにも役立っています。
守って攻めるためのリスク管理はどうやるのか?
さきほどの例を挙げます。トレード1の直前の口座残高は約250万円でした。それに対してリスクは口座残高の1.5%となり、計算は以下のようになります。
250万円×0.015(1.5%)=37,500円(1トレードあたりの最大リスク)
ストップロス注文までは13pipsなので、ロット数は次のように算出します。
37,500円÷0.13円(13pips)≒ 約288,000通貨
今回はトレード1と2はストップロス注文にかかりましたが、トレード3のようになると成功です。ストップロス注文にかかれば-約4万円ですが、トレード3で出た利益は約62万円です。効率よく稼ぐことができたと言えます。
デイトレードで稼ぐ2つのコツ まとめ
トレードを「厳選」して、守って攻めるための「リスク管理」をしっかりと行えば、いかに効率よく稼ぐことができるのかをお話ししてきました。
FX初心者の方は特にですが、チャートを開いたら即チャンスがくるという思い込みはまず捨て去ってください。ほとんどの場合、チャンスはしばらく来ないです。待って待って、そしてチャンスがきたら狙い撃ちするのです。それで十分すぎます。
リスク管理のお話で、トレードを厳選して尚且つ守って攻めるリスク管理をすることによって、稼ぐということがいかに楽かを見ていただけたと思います。ポジショントレードやスイングトレードとは違うので、デイトレードでは無駄撃ちはなるべく避けましょう。
ご自身の手法がそれぞれあるでしょうから、ご自身のトレードルールのセットアップで大きく動いている箇所を複数見ながら、それらの共通点をみつけるところから始めてみてくださいね。
リスク管理はすぐに行えますが、まずは慣れるところから始めるべきです。デモトレードなどを活用しながら、納得がいけば使ってみるのもいいですね。
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