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デイトレードで使うEMAのおすすめ期間は?使い方はどんなの?

デイトレーダーで移動平均線を使っている方は多いでしょう。中でもEMA(指数平滑移動平均線)を好んで使われている方もいらっしゃると思います。

そんなEMAですが、EMAに対する疑問はありませんか?

  • 人によって期間が違うけどどれがいいの?
  • ゴールデンクロスやデッドクロスとかって遅いよね?
  • 使い方が結局よくわからない!

今回はデイトレードでEMAを使うならどんな期間で、またどんな使い方があるのかをトレードスタイルごとにお話ししていきます。

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【デイトレードで使うEMA】手法にどう組み込む?

上か下かの判断として使うEMA

何が「順張り」で何が「逆張り」かというのは、トレーダーによって基準も異なりますし見ている時間軸によっても異なります。

そこでEMA21やEMA25を、見ている時間軸に対して、いま上か下かの判断として使うトレーダーもいます。EMAより上で価格が推移していれば買い目線、下で価格が推移していれば売り目線という簡潔なものです。

わたしが避けたほうが良いと思う使い方は「EMAが上向き/下向きになったら買い/売り」「EMAが横ばいになったら静観」というものです。横ばいといってもずっと水平ではないと思います。

確かに画像で見てもわかるようにEMAが下向きなら売りですが、わたしはこの判断が難しいので使いません。トレードルールは明確でないものは極力排除するほうがトレードの一貫性を保つことができると考えているからです。

画像の真ん中あたりのもみあいでは、上向きのときもあれば横ばいにみえるときもあります。わたしなら毎回判断に迷ってしまうと思います。あとからみたらわかるのですが、リアルタイムで判断は難しいです。それなら、EMAより上か下かで判断するほうが比較的明確であると言えます。

売買サイン(トリガー)として使うEMA

よくあるゴールデンクロスやデッドクロスでは、画像のようにタイミングがやや遅いと感じます。画像はEMA10とEMA25です。少しフライング気味にポジションを持つのもありかもしれませんが、あとから見たらクロスしていなかった…ということもあります。

何度か紹介しましたのが、移動平均線を価格が超えて確定したら次の足の始値で買い/売りをするという売買サインです。次の画像をご覧ください。

たった今考えたものですが、EMA75(紫)より上なら買いで下なら売りとします。そしてEMA10-表示移動3(黄)をEMA75側でないほうにこえて確定したら買い/売り執行です。ストップロス注文はEMA10をこえた足の安値/高値+αにおきます。

比較的よくない箇所をピックアップしてみましたが、成績としては1トレードあたりのリスクは2%とした場合、6回中1勝4敗1分(+11pips)で口座資金の+2.3%となりました。損小利大のトレードルールのため、勝率が今回のようにたった16%でも利益は多少残る形になりました

EMAをこえて確定したという条件ならわかりやすいですし、明確な条件と言えますね。毎回悩むような難しいトレードルールを作らなくても、トータルで稼ぐことはできます。

【デイトレードで使うEMA】長時間デイトレードでEMAを手法に組み込むヒント

いいところを探してみる

長時間デイトレードでは、利幅を大きくとりにいくほうが比較的容易なため、ここでは利幅を狙うための手法構築についてお話しします。

もちろん、インジケーターは苦手だという方は無理にEMAを使わなくても大丈夫です。インジケーターを使う人はこういうやり方なんだなと見ていただくと多少は参考になるかもしれません。

お好きな期間で結構ですのでまずはEMAを2本表示してみてください。できれば長期と短期のほうがよいです。長期は買いか売りかの判断として、短期は売買サインに使います。

まずはこの画像のように「良いところ」を実際のチャートから探します。あまりに利益確定までの期間が長すぎてデイトレードではなくなる場合は除いて、程よいところを探してみてください。

いいところばかりを見ているとまた色々なことに気づきます。その気づきはぜひメモにとっておいてください。利益が伸びるときは反対勢力のローソク足が短いな、移動平均線から離れているな、等々どんな小さなことでもいいです。

だめなところを探してみる

あとはこの画像のように「だめなところ」を探します。EMAを使う場合はこのような形ですね。手法構築の前提として、ストップ幅が利幅よりも大きくならないトレードルールにしておいてください。

見つかったら、次はなるべくだめなところでポジションをとらなくてもいいようフィルターをかけます。例えば他のインジケーターを追加してもいいですが、できる方なら「きれいな波を形成していない場合はポジションを持たない」などでも良いです。

なるべくFX初心者の方は裁量判断は避けておくほうがいいので、他のわかりやすいインジケーターがあればそれを使って明確なトレードルールにしたほうが最初は良いです。

もみあいの箇所でよくみられるのは状況としては上昇のはずなのに大陰線だったり長い陰線がでていたりすることです。相場の勢いなどもゆくゆくはみていく必要がありますので、今はどっちが優勢なんだろうという疑問も持っておくほうが良いですね。

フィルターをかければ次は検証です。これは実際に例えば10万円の資金から始めてみたとして資金の増減をつけていってください。検証の際はリスク管理を取り入れたポジション数で行ってみてください。1トレードあたり1%程度がおすすめです。

損小利大型のトレードルールで、リスク管理を取り入れたポジション数でトレードするだけで、驚くほどトータルで負けないことに気づきます(極端に勝率の低いトレードルールは除きます)。

これを実際に最後まで検証をやっていただくと、手法が色々とひらめくはずです。戦略どおりに手法を作って、リスク管理をしっかりやっていれば「手法なんて何でもいいのかも?」ときっと感じ始めるでしょう。

トレードはなるべく回数をたくさんやるのではなく、なるべくエントリー箇所を厳選していくことを心掛けてください。

短時間デイトレードでEMAを使ってみる

短時間デイトレードは少し特殊

長時間デイトレードと違って、短時間デイトレードは一旦出た利益を取りこぼさないようにしましょう。薄利多売で利益を重ねていく必要があるからです。

一旦10pipsの含み益がでているのに、最終的にはストップロス注文にかかっちゃった~ではだめなのです。

基本的には利益の方向に進んだら戻ってくる前に決済です。ボリンジャーバンドを使うなら、極端な話±2σタッチで決済するくらいの心がまえでもいいです。ぐずぐずしているうちに利益は減っていきます。

その分、利益のでる確率が高い箇所を選んでいかなくてはいけません。エントリーを厳選して決済も腹七分目くらいで行うのです。

短時間デイトレードでEMAを使う例

以前にも紹介した手法かと思いますが、今回はSMAではなくEMAを使用します。雲よりEMA25が下にきているときはこのように売り優勢と考え、逆に雲よりEMA25が上にきているときは買い優勢と考えます。

EMAタッチでエントリーする方法もありますが、意外に難易度が高いので前回紹介したのと同じくオシレーターを使います。オシレーターは何でもいいです。使いやすいものでいいです。

売りの場面であればオシレーターがピークをつけてローソク足が陰線で確定したら次の足の始値もしくは少し上で待ち構えて売ります(上がってこない場合には機会損失になる可能性があります)。

±2~3σタッチで決済してもいいでしょう。オシレーターが売られすぎになるまで我慢してもいいですが、この場合は急上昇に備えてストップロス注文を建値にもっていってもいいですね。わたしは±3σタッチですが、ここまでいかないときはオシレーターピークです。

短時間デイトレードで肝心なことは、負けないことなのです。当たり前かもしれませんが、長時間デイトレードとはここが異なります。決済は先ほどお話ししたように早めの確実な決済を行うので、利幅を大きく取るのは難しいです。

回数的に負け越すと、トータルで利益を残すというのが難しくなってしまいます。そこを十分に知っておく必要があります。短時間デイトレードやスキャルピングが難しいといわれる所以はここにあります。

【デイトレードで使うEMA】よく使われる期間は?

どのEMAの期間が良いとか悪いとかはないです。基本的にEMAは値動きから作られるものなので、あくまで目安としてお使いください。

上の画像はEMA10、21、50、75、200を表示させたものです。よく使われている期間はこれらになりますが、大切なのは使い方です。ご自身の手法に組み込む場合はご自身のトレードスタイルにあった戦略にあうEMAを選んでみてください。

例えば長時間デイトレードの戦略は、利幅を大きくとっていく損小利大型を使うほうが容易に稼げると言えますので、売買サインにEMAを使うなら利幅の狙える期間にしなくてはなりません。期間が3だとするとすぐに決済となりかねないです。

逆に短時間デイトレードやスキャルピングの場合だと、確実に小さな利益を重ねていく戦略で薄利多売型のほうが、レバレッジ規制や値動きの関係から良いと考えます。

この場合だと、パーフェクトオーダー(EMAの期間が短いものから長いものが期間順に並ぶ状態)中のオシレーターを使った戻り売りや押し目買いなども使えます。この戦略では確実な利益を求めますので、下手に利益を伸ばさずに伸びたら決済でもいいでしょう。

【デイトレードで使うEMA】まとめ

EMAを使うにあたって大切なことは、どの期間を使えばいいのかということではありません。大切なことはEMAの使い方が自分のトレードスタイルの戦略にそっているのかです。また、EMAの使いかたは、売り買い優勢の判断と売買サインの2種類があります。

長時間デイトレードにおいては利幅を大きく狙います。利益が取りやすい場面とそうでない場面をそれぞれEMAを入れて観察したうえ、なるべく厳選したエントリーのできるトレードルールを構築します。

短時間デイトレードでは確実に利益を狙います。EMAをいくつか入れてそれらがパーフェクトオーダーの状態でEMAまでの押しや戻りを狙うやりかたもありますが、これは意外に難易度が高いため特にFX初心者の方にはおすすめしません。

それよりも短時間デイトレードをするならば、EMAは売り買い優勢の判断に使い、売買サインはオシレーターと値動き(陽線確定、陰線確定、包み足など)で判断するほうがFX初心者でも結果は残しやすいと思います。

短時間デイトレードの決済もかなり重要です。

EMAもインジケーターも使いかた次第です。まとめると、稼ぐために大切なことはトレードスタイルにそった戦略とリスク管理です。戦略の中でそれにあったEMAの使い方をするということが大切です。

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